冬の選手権3位 日ノ本学園の金谷愛心さん
2023年02月12日
女子サッカーの第31回全日本高校選手権大会(12月30日〜1月8日、ノエビア神戸など)で3位になった日ノ本学園でMFとして全試合スタメン出場した金谷愛心さん(18)=赤穂東中出=に話を聞いた。
金谷さんは幼稚園年長で尾崎サッカー少年団に入団。そのころから左利きを活かして相手を抜き去るドリブルが得意だった。中学時代は姫路市内の女子クラブチームでキャプテンを任され、「地元で一番強いチームでプレーしたい」と夏冬合わせて7度の全国優勝を誇る日ノ本学園へ進んだ。
今季は新チーム発足と同時にレギュラーの座を勝ち取り、夏の選手権は3位。試合終盤で足がつって途中交代した悔しさを胸に体力強化に取り組んだ。今大会は「豊富な運動量でオーバーラップしてチャンスを作ってほしい」(和多田充寿監督)との狙いで初めてサイドバックで起用され、何度も攻撃の起点となった。
準決勝でPK戦の末に敗れたが、自身は最後までフル出場できた。和多田監督は「サイドバックを経験して選手としての幅が広がった。今まで『受け』のプレーが多かったが、自ら動き出すことでプレーの選択肢が増えた」と成長を認めた。
「目標の日本一には届かなかったけれど、みんなで頑張れた」と前を向く金谷さん。卒業後も大学で競技を続ける。「攻守でチームに貢献できて、得点にもからめる選手になりたい」と新たな目標を追いかける。
掲載紙面(PDF):
2023年2月18日号(2496号) 4面 (13,257,809byte)
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全日本選手権で全試合スタメン出場した金谷愛心さん(右)
金谷さんは幼稚園年長で尾崎サッカー少年団に入団。そのころから左利きを活かして相手を抜き去るドリブルが得意だった。中学時代は姫路市内の女子クラブチームでキャプテンを任され、「地元で一番強いチームでプレーしたい」と夏冬合わせて7度の全国優勝を誇る日ノ本学園へ進んだ。
今季は新チーム発足と同時にレギュラーの座を勝ち取り、夏の選手権は3位。試合終盤で足がつって途中交代した悔しさを胸に体力強化に取り組んだ。今大会は「豊富な運動量でオーバーラップしてチャンスを作ってほしい」(和多田充寿監督)との狙いで初めてサイドバックで起用され、何度も攻撃の起点となった。
準決勝でPK戦の末に敗れたが、自身は最後までフル出場できた。和多田監督は「サイドバックを経験して選手としての幅が広がった。今まで『受け』のプレーが多かったが、自ら動き出すことでプレーの選択肢が増えた」と成長を認めた。
「目標の日本一には届かなかったけれど、みんなで頑張れた」と前を向く金谷さん。卒業後も大学で競技を続ける。「攻守でチームに貢献できて、得点にもからめる選手になりたい」と新たな目標を追いかける。
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