赤穂柔道スポ少が近畿3位 初の全日本大会へ
2023年06月03日
第28回マルちゃん杯近畿少年柔道大会(5月14日、丸善インテックアリーナ大阪)の小学生の部で赤穂柔道スポーツ少年団が3位になり、全日本大会への出場を決めた。副将の松田果穂さん(10)=御崎=が優秀選手に選ばれた。
小学生の部には近畿各地から51チームが参加。初戦を2―0で勝利した赤穂は、続く2回戦で強豪の天理柔道クラブ(奈良)を2―1で破って勢いに乗ると、3回戦は成道会(滋賀)を5―0で下し、準々決勝で過去に優勝経験のある兵庫少年こだま会を代表戦にもつれる接戦の末に倒した。準決勝で負けたものの、3位以上に与えられる全日本大会(9月17日、東京武道館)の出場権を勝ち取った。
登録メンバー7人中6人が5年生。唯一の6年生の後藤瑠叶(るか)主将(11)=正保橋町=は「チームの良さは、みんなめちゃくちゃ仲が良いところ。試合前のアップでお互いに話したら緊張が解けた」という。勝利に貢献して優秀選手に選ばれた松田さんは「みんなのおかげ」と周囲に感謝した。
「試合に向かうときの表情に不安な様子がなかった」と語るのは東光洋団長(50)=北野中=。今年2月の県少年柔道大会でチーム過去最高の3位となったことで「子どもたちが自信をつけた」とみている。関係者によれば、赤穂市内の柔道少年団が予選を勝ち上がって全国大会に出場したことは過去になく、後藤主将は「全日本大会があることも知らなかった。準々決勝の前に『これに勝ったら全国に行ける』と聞き、やる気が出た」という。
選手たちは「全日本大会も3位以上」と目標を高く掲げ、東団長は「ベストのコンディションで出場できるように環境を整えていきたい」と子どもたちをサポートする。
登録メンバーは次のとおり。丸中数字は学年。
▽先鋒=麦踏琉楓(5)
▽次鋒=後藤瑠叶(6)
▽中堅=池田一賀(5)
▽副将=松田果穂(5)
▽大将=山脇康聖(5)
▽控え=嵐龍馬(5)、北山和花(5)
掲載紙面(PDF):
2023年6月3日号(2509号) 1面 (6,376,209byte)
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赤穂市内のチームで初の全国大会出場を決めた赤穂柔道スポーツ少年団
小学生の部には近畿各地から51チームが参加。初戦を2―0で勝利した赤穂は、続く2回戦で強豪の天理柔道クラブ(奈良)を2―1で破って勢いに乗ると、3回戦は成道会(滋賀)を5―0で下し、準々決勝で過去に優勝経験のある兵庫少年こだま会を代表戦にもつれる接戦の末に倒した。準決勝で負けたものの、3位以上に与えられる全日本大会(9月17日、東京武道館)の出場権を勝ち取った。
登録メンバー7人中6人が5年生。唯一の6年生の後藤瑠叶(るか)主将(11)=正保橋町=は「チームの良さは、みんなめちゃくちゃ仲が良いところ。試合前のアップでお互いに話したら緊張が解けた」という。勝利に貢献して優秀選手に選ばれた松田さんは「みんなのおかげ」と周囲に感謝した。
「試合に向かうときの表情に不安な様子がなかった」と語るのは東光洋団長(50)=北野中=。今年2月の県少年柔道大会でチーム過去最高の3位となったことで「子どもたちが自信をつけた」とみている。関係者によれば、赤穂市内の柔道少年団が予選を勝ち上がって全国大会に出場したことは過去になく、後藤主将は「全日本大会があることも知らなかった。準々決勝の前に『これに勝ったら全国に行ける』と聞き、やる気が出た」という。
選手たちは「全日本大会も3位以上」と目標を高く掲げ、東団長は「ベストのコンディションで出場できるように環境を整えていきたい」と子どもたちをサポートする。
登録メンバーは次のとおり。丸中数字は学年。
▽先鋒=麦踏琉楓(5)
▽次鋒=後藤瑠叶(6)
▽中堅=池田一賀(5)
▽副将=松田果穂(5)
▽大将=山脇康聖(5)
▽控え=嵐龍馬(5)、北山和花(5)
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