大津の酪農牧場 堆肥保管庫の建設計画
2023年06月17日
大津地区(地番は西有年)で今年3月に開業した酪農牧場で、牛糞を活用した堆肥生産のための調整保管庫の整備計画が進んでいる。
牧場を経営する「丸尾牧場」を中心に赤穂市と光都農林事務所、JA兵庫西などで構成する「赤穂市畜産クラスター協議会」(溝田泰司会長)が事業実施主体となり、牧場敷地内西寄りに平屋建て約1560平方メートルの保管庫を建設する計画。牧場内で発生した牛糞を搬入し、送風して含水量を調整するほか、副資材として木炭やコーヒーの絞りかすを混ぜ合わせ、「安定した成分・品質で付加価値のある堆肥を年間を通じて生産」できるとしている。
総事業費約1億7400万円のうち6250万円を国の「畜産・土づくり施設等導入支援事業」として補助を受けることが内定。今後、より具体的な計画の策定を進め、今年度中の完成を目指す。年間最大で約3000トンの堆肥生産を見込む。
市によると、同牧場をめぐっては、今年5月に「大津、新田のあたりで臭いがする」と匿名の通報があったという。協議会は「保管庫で送風や副資材による調整を行うことで臭気をより抑える効果が期待できる。必要に応じて地元説明の機会を開きたい」としている。
掲載紙面(PDF):
2023年6月17日号(2511号) 1面 (6,829,398byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
牧場を経営する「丸尾牧場」を中心に赤穂市と光都農林事務所、JA兵庫西などで構成する「赤穂市畜産クラスター協議会」(溝田泰司会長)が事業実施主体となり、牧場敷地内西寄りに平屋建て約1560平方メートルの保管庫を建設する計画。牧場内で発生した牛糞を搬入し、送風して含水量を調整するほか、副資材として木炭やコーヒーの絞りかすを混ぜ合わせ、「安定した成分・品質で付加価値のある堆肥を年間を通じて生産」できるとしている。
総事業費約1億7400万円のうち6250万円を国の「畜産・土づくり施設等導入支援事業」として補助を受けることが内定。今後、より具体的な計画の策定を進め、今年度中の完成を目指す。年間最大で約3000トンの堆肥生産を見込む。
市によると、同牧場をめぐっては、今年5月に「大津、新田のあたりで臭いがする」と匿名の通報があったという。協議会は「保管庫で送風や副資材による調整を行うことで臭気をより抑える効果が期待できる。必要に応じて地元説明の機会を開きたい」としている。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2023年6月17日号(2511号) 1面 (6,829,398byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
義士娘「一日署長」年末警戒発隊式 [ 社会 ] 2016年12月01日次期理事長に森谷充孝氏 赤穂JC [ 社会 ] 2016年11月26日「安全・安心な赤穂」へ市民大会 [ 社会 ] 2016年11月24日タンク火災想定して防災訓練 [ 社会 ] 2016年11月22日兵庫県自治賞の受賞者決定 [ 社会 ] 2016年11月22日「千種川を守る」住民ら産廃問題学習会 [ 社会 ] 2016年11月21日空き店舗を貸スペースに再利用 特別支援学校が創立40周年 [ 社会 ] 2016年11月12日日本一産地と連携 赤穂塩の梅干し 理容組合が衛生講習会 [ 社会 ] 2016年11月11日反戦平和へ誓い 戦没者追悼式 [ 社会 ] 2016年11月11日指定管理者選考 市民には不透明 [ 社会 ] 2016年11月09日津波避難訓練に住民ら1000人 [ 社会 ] 2016年11月06日事業運営の無料相談会 「産廃処分場反対」家島からも署名 [ 社会 ] 2016年11月05日
コメントを書く