TikTokでPR 人気クリエイター起用
2023年07月08日
近年観光客の増加が顕著な御崎地区の魅力をSNSで発信しようと、動画投稿プラットフォーム「TikTok(ティックトック)」を活用する取り組みが始まった。
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赤穂在住の人気クリエイターが観光施設や飲食店をPRするショートムービーを製作。インターネットの拡散力でさらなる誘客を図る。
動画製作を請け負うのは草野雄輔さん(25)と釜谷泰司さん(25)。高校時代の同級生で2020年に「サポ魂(サポタマ)」のアカウント名でティックトックのチャンネルを共同で開設。2人でシナリオを話し合い、自分たちで一人何役もキャラクターを演じて撮影と編集もこなす。野球やスポーツのネタ中心のコメディ系短編動画が人気を集め、フォロワー数は26万人を超える。
経験で得たノウハウを活かし、企業や店舗をティックトックで宣伝するためのチャンネル運用代行も仕事として引き受ける。2人のサポートでティックトックのチャンネルを開設した、たつの市内のスポーツ用品店は顧客が全国に広がり売り上げが急増したという。
「赤穂でも活性化に役立ちたい」と市内の施設や店舗に声を掛けたところ、私設美術館「桃井ミュージアム」、カフェ「アマミテラス」など4店から依頼を受けた。それぞれからアピールしたい商品やサービスをヒアリングし、オリジナルのシナリオを作成。撮影は6月下旬に始まり、1店につき4本のショートムービーを製作する。今週中にも最初の動画をアップする予定だ。
ティックトックは視聴者が見たい動画を選択するのではなく、画面をスライドすると自動的に次々と動画が再生される仕組み。そのため、興味や関心が異なる層の掘り起こしにつながるメリットがある。「今の世の中はSNS文化の発展が著しい。SNSを活用している観光地とそうでないところで大きく差がつく」と草野さん。釜谷さんは「ショートムービー中心のティックトックは時間がない中でも気軽に視聴できる。まずは僕らのフォロワーを通じて広めていきたい」と拡散に自信を見せる。
掲載紙面(PDF):
2023年7月8日号(2514号) 1面 (6,693,844byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
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御崎地区の魅力をPRするショートムービーを撮影する人気クリエイターの草野雄輔さん(左)と釜谷泰司さん
赤穂在住の人気クリエイターが観光施設や飲食店をPRするショートムービーを製作。インターネットの拡散力でさらなる誘客を図る。
動画製作を請け負うのは草野雄輔さん(25)と釜谷泰司さん(25)。高校時代の同級生で2020年に「サポ魂(サポタマ)」のアカウント名でティックトックのチャンネルを共同で開設。2人でシナリオを話し合い、自分たちで一人何役もキャラクターを演じて撮影と編集もこなす。野球やスポーツのネタ中心のコメディ系短編動画が人気を集め、フォロワー数は26万人を超える。
経験で得たノウハウを活かし、企業や店舗をティックトックで宣伝するためのチャンネル運用代行も仕事として引き受ける。2人のサポートでティックトックのチャンネルを開設した、たつの市内のスポーツ用品店は顧客が全国に広がり売り上げが急増したという。
「赤穂でも活性化に役立ちたい」と市内の施設や店舗に声を掛けたところ、私設美術館「桃井ミュージアム」、カフェ「アマミテラス」など4店から依頼を受けた。それぞれからアピールしたい商品やサービスをヒアリングし、オリジナルのシナリオを作成。撮影は6月下旬に始まり、1店につき4本のショートムービーを製作する。今週中にも最初の動画をアップする予定だ。
ティックトックは視聴者が見たい動画を選択するのではなく、画面をスライドすると自動的に次々と動画が再生される仕組み。そのため、興味や関心が異なる層の掘り起こしにつながるメリットがある。「今の世の中はSNS文化の発展が著しい。SNSを活用している観光地とそうでないところで大きく差がつく」と草野さん。釜谷さんは「ショートムービー中心のティックトックは時間がない中でも気軽に視聴できる。まずは僕らのフォロワーを通じて広めていきたい」と拡散に自信を見せる。
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掲載紙面(PDF):
2023年7月8日号(2514号) 1面 (6,693,844byte)
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