公共バス路線再編案 千鳥、大津など追加 有年・上郡線は休止へ
2023年11月25日
今年度中に策定予定の赤穂市地域公共交通計画に盛り込まれる公共バス路線とダイヤの再編案が22日の第6回地域公共交通活性化協議会で示された。
ルートを新設、追加する路線がある一方、休止や減便となる路線も。同協議会は「需要に応じたダイヤ変更、ルート再編により、利便性向上を図る」とし、来年4月の再編を予定している。
主なルート再編案としては、市内循環バス「ゆらのすけ」に尾崎・御崎ルートを新設するほか、「赤穂中央病院東バス停」を追加。東備西播定住自立圏圏域バス「ていじゅうろう」はJR播州赤穂駅を経由するルートに変更するとともに千鳥地区、大津地区内を路線に追加する。
一方、ウイング神姫の路線バスは有年線、上郡線を休止。御崎線は現行の1日28便から19便(土日祝は25便から21便)へ減便し、南宮町経由を休止する。
計画案では路線バスの休止や減便の理由を「運転手不足の問題や運転手の改善基準告示を受けて、今後も持続可能な運営を図るため」と説明。コミュニティバス(ゆらのすけ、ていじゅうろう)と組み合わせることで「効率的、網羅的な公共交通網を形成する」としている。
計画案は計画期間を2024年度から5年間とし、28年度の「行政補助額1万円当たりバス等利用者数」を現状の「32人」よりも多くすることなどを目標に▽コミュニティバスと路線バスの運賃の統一化▽高齢者運転免許自主返納の促進▽バス総合時刻表・公共交通マップの作成▽交通事業者・行政の連携による運転手の確保―など21の事業に取り組む。計画案について市民の意見を求めるパブリックコメントは11月28日(火)から実施される。
掲載紙面(PDF):
2023年11月25日号(2531号) 1面 (6,078,789byte)
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ルートを新設、追加する路線がある一方、休止や減便となる路線も。同協議会は「需要に応じたダイヤ変更、ルート再編により、利便性向上を図る」とし、来年4月の再編を予定している。
主なルート再編案としては、市内循環バス「ゆらのすけ」に尾崎・御崎ルートを新設するほか、「赤穂中央病院東バス停」を追加。東備西播定住自立圏圏域バス「ていじゅうろう」はJR播州赤穂駅を経由するルートに変更するとともに千鳥地区、大津地区内を路線に追加する。
一方、ウイング神姫の路線バスは有年線、上郡線を休止。御崎線は現行の1日28便から19便(土日祝は25便から21便)へ減便し、南宮町経由を休止する。
計画案では路線バスの休止や減便の理由を「運転手不足の問題や運転手の改善基準告示を受けて、今後も持続可能な運営を図るため」と説明。コミュニティバス(ゆらのすけ、ていじゅうろう)と組み合わせることで「効率的、網羅的な公共交通網を形成する」としている。
計画案は計画期間を2024年度から5年間とし、28年度の「行政補助額1万円当たりバス等利用者数」を現状の「32人」よりも多くすることなどを目標に▽コミュニティバスと路線バスの運賃の統一化▽高齢者運転免許自主返納の促進▽バス総合時刻表・公共交通マップの作成▽交通事業者・行政の連携による運転手の確保―など21の事業に取り組む。計画案について市民の意見を求めるパブリックコメントは11月28日(火)から実施される。
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