「瓦がずれてますよ」は真っ赤な嘘 悪質業者に注意
2024年01月10日
「瓦がずれてますよ」などと不安をあおって強引に屋根に上がり、大した工事もせずに修理代を請求する悪質業者が赤穂市内に出没しているとの情報が読者から寄せられた。
寄せられた情報をまとめると、県外ナンバーの車に乗った作業着姿の男が突然来訪し、「近所で屋根の工事をしていたら、お宅の屋根瓦がずれているのが見えた。このままだと雨漏りする」などと修理を持ちかけてくるという。きっぱり断れば帰っていくが、そうでなければはしごを掛けて屋根に上がり、「修理費」として代金を請求してくるという。
こうした手口は「屋根工事の点検商法」と呼ばれ、独立行政法人国民生活センターのまとめでは、全国でトラブルが多発。2022年度には2885件の相談があり、5年前に比べて約3倍に増えたという。
赤穂民報では、実際にトラブルを起こした業者の名刺や契約書に書かれている住所を訪ねたが、いずれも会社が実在していたことはなく、「近所で屋根の工事をしていた」という話も嘘だった。中にはホームページやSNSを持ち、あたかも実在するまともな会社であるかのように見せかけてはいるが、電話をかけてもまったくつながらないというケースもある。
情報提供者の一人は「能登の地震があった後なので、『瓦がずれている』と言われて真に受けてしまう人もいるのでは。高齢者のお宅を狙って訪問しているようにも感じるので、だまされないように気をつけてほしい」と話す。
不審な訪問を受けた場合は、はっきりと断り、それでもしつこく勧誘してくる場合は警察に通報すればよい。
寄せられた情報をまとめると、県外ナンバーの車に乗った作業着姿の男が突然来訪し、「近所で屋根の工事をしていたら、お宅の屋根瓦がずれているのが見えた。このままだと雨漏りする」などと修理を持ちかけてくるという。きっぱり断れば帰っていくが、そうでなければはしごを掛けて屋根に上がり、「修理費」として代金を請求してくるという。
こうした手口は「屋根工事の点検商法」と呼ばれ、独立行政法人国民生活センターのまとめでは、全国でトラブルが多発。2022年度には2885件の相談があり、5年前に比べて約3倍に増えたという。
赤穂民報では、実際にトラブルを起こした業者の名刺や契約書に書かれている住所を訪ねたが、いずれも会社が実在していたことはなく、「近所で屋根の工事をしていた」という話も嘘だった。中にはホームページやSNSを持ち、あたかも実在するまともな会社であるかのように見せかけてはいるが、電話をかけてもまったくつながらないというケースもある。
情報提供者の一人は「能登の地震があった後なので、『瓦がずれている』と言われて真に受けてしまう人もいるのでは。高齢者のお宅を狙って訪問しているようにも感じるので、だまされないように気をつけてほしい」と話す。
不審な訪問を受けた場合は、はっきりと断り、それでもしつこく勧誘してくる場合は警察に通報すればよい。
<前の記事 |
県が高潮対策10年計画 赤穂市内は3か所 尾崎の公園で地中から産廃 造成時に埋立か [ 社会 ] 2020年06月13日定額給付金 申請受理9割超える [ 社会 ] 2020年06月10日有年横尾で民家3棟全焼 野焼き火元か [ 事件・事故 ] 2020年06月08日2020年度市自治功労者 14人受章 [ 社会 ] 2020年06月08日「つつじ賞」など6個人6団体に決定 プロバスクラブ 岡田会長を再選 [ 社会 ] 2020年06月07日公的支援制度 申請件数が増加 [ 社会 ] 2020年06月06日9割が「定住希望」も将来は悲観 《西有年産廃》事前協議書 赤穂市と上郡町へ送付 [ 社会 ] 2020年06月04日定額給付金 3分の2から申請受理 [ 社会 ] 2020年06月04日市内小中学生「Wi−Fiあり」93・5% 爆破予告は異状なし 悪質ないたずらか [ 事件・事故 ] 2020年06月04日テイクアウト利用「増えた」8割超 市医師会長に中村氏を再選 [ 社会 ] 2020年06月03日
コメント
9 1
投稿:一市民 2024年01月13日コメントを書く