「頑張ってきた仲間と」全日本金賞目指す 明誠学院吹奏楽部の上谷悠華さん
2024年10月16日
第72回全日本吹奏楽コンクール・高校の部(10月20日、宇都宮市)に出場する中国地区代表・明誠学院の代表メンバーに塩屋の上谷悠華(ゆうか)さん(17)=3年=が選ばれた。
同校は今年8月の中国地区大会で金賞を獲得し、8大会連続14度目の代表校に選出された。上谷さんは1年からチームで唯一人のエス・クラリネットを担当。全日本の舞台は自身3年連続となる。
サックス演奏に憧れて赤穂西中で吹奏楽を始めたが、選んだのはクラリネット。「木管楽器の中でも最もあったかい音色」にひかれた。高校に入学すると、前年度までエス・クラリネットを担当していた先輩が卒業して不在になったタイミングで、後任に抜擢された。エス・クラリネットは音域が高く、良くも悪くも目立ちやすい楽器。「任せてもらえたうれしさの反面、プレッシャーもあった」という。
稲生健顧問は「温和で思いやりがあり、よく気がつく」と上谷さんの人柄をほめ、「赤穂から毎日通学して大変だったと思うが、無遅刻無欠席で周りからの信頼が厚い。彼女だから安心して(エス・クラリネットを)任せられた」と評価する。
同校は全日本で5大会連続で銀賞。2002年以来となる金賞を目指し、今年度の部のスローガンに「革命」の2文字を掲げて部員93人が心を一つに努力してきたという。上谷さんは「これまで頑張ってきた仲間と出られることがうれしい。自分たちの演奏が一番だという気持ちをもって全力で演奏したい」と意気込む。
掲載紙面(PDF):
2024年10月19日号(2572号) 4面 (8,834,273byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
全日本吹奏楽コンクールに出場する明誠学院吹奏楽部の上谷悠華さん
同校は今年8月の中国地区大会で金賞を獲得し、8大会連続14度目の代表校に選出された。上谷さんは1年からチームで唯一人のエス・クラリネットを担当。全日本の舞台は自身3年連続となる。
サックス演奏に憧れて赤穂西中で吹奏楽を始めたが、選んだのはクラリネット。「木管楽器の中でも最もあったかい音色」にひかれた。高校に入学すると、前年度までエス・クラリネットを担当していた先輩が卒業して不在になったタイミングで、後任に抜擢された。エス・クラリネットは音域が高く、良くも悪くも目立ちやすい楽器。「任せてもらえたうれしさの反面、プレッシャーもあった」という。
稲生健顧問は「温和で思いやりがあり、よく気がつく」と上谷さんの人柄をほめ、「赤穂から毎日通学して大変だったと思うが、無遅刻無欠席で周りからの信頼が厚い。彼女だから安心して(エス・クラリネットを)任せられた」と評価する。
同校は全日本で5大会連続で銀賞。2002年以来となる金賞を目指し、今年度の部のスローガンに「革命」の2文字を掲げて部員93人が心を一つに努力してきたという。上谷さんは「これまで頑張ってきた仲間と出られることがうれしい。自分たちの演奏が一番だという気持ちをもって全力で演奏したい」と意気込む。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2024年10月19日号(2572号) 4面 (8,834,273byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
華麗にジャズ、聴衆魅了 [ 文化・歴史 ] 2012年10月14日「坂越の船祭」に赤穂高雅楽部が初参加 [ 文化・歴史 ] 2012年10月13日キャンバスの会ロビー展 [ 文化・歴史 ] 2012年10月13日ことわざ語源の民具を展示 [ 文化・歴史 ] 2012年10月12日市小中学校の連合音楽会 [ 文化・歴史 ] 2012年10月12日多色刷り木版画の個展開催 [ 文化・歴史 ] 2012年10月12日MOA児童コン、国宝レプリカ展示も 樫本氏「一流の演奏を楽しんで」 観月会で雅の風情味わう 超一流のジャズ演奏を赤穂で 国際音楽祭の期待高まる 残席わずか 今年も力作 絵マップコン10回に 義士祭学童書道展の募集要項 秋の山野草展、29日から開催 [ 文化・歴史 ] 2012年09月24日忠臣蔵の新作能が初上演 [ 文化・歴史 ] 2012年09月23日
コメントを書く