JA兵庫西が詐欺被害から顧客守る 赤穂署管内で年間3度目
2025年01月06日
特殊詐欺被害を未然に防いだ功績を称え、赤穂署(棟廣正幸署長)は「JA兵庫西有年支店」に署長感謝状を贈った。
同署によると、昨年11月12日午後2時ごろ、来店した高齢女性客が「年金機構から還付金があると言われた」と窓口に相談。対応した支店職員の中村芳生さん(51)が女性から詳しく話を聞くと、1時間ほど前に「年金機構」を名乗る男から女性宅に「きょうで還付金の受け取りの期限が切れる」「ATMで手続きをするのでキャッシュカードと通帳を持って最寄りの金融機関に来るように」と電話があったという。
中村さんは詐欺だと確信。報告を受けた上司が同署に通報し、女性は電話が嘘だったことを理解したという。
同署管内のJA兵庫西では昨年7月に坂越支店、同10月に塩屋支店で詐欺被害を未然に防いでおり、棟廣正幸署長は「これからも警察で行き届かない部分を協力してもらえればありがたい」と感謝。支店を代表して感謝状を受け取った中村さんは「事件は実際に身近でも起きるのだと実感しました」と話し、JA兵庫西は「今後もお客様が被害に遭わないように気を配りたい」と気持ちを引き締めた。
特殊詐欺被害を防ぎ感謝状を贈呈されたJA兵庫西有年支店の中村芳生さん(左)
同署によると、昨年11月12日午後2時ごろ、来店した高齢女性客が「年金機構から還付金があると言われた」と窓口に相談。対応した支店職員の中村芳生さん(51)が女性から詳しく話を聞くと、1時間ほど前に「年金機構」を名乗る男から女性宅に「きょうで還付金の受け取りの期限が切れる」「ATMで手続きをするのでキャッシュカードと通帳を持って最寄りの金融機関に来るように」と電話があったという。
中村さんは詐欺だと確信。報告を受けた上司が同署に通報し、女性は電話が嘘だったことを理解したという。
同署管内のJA兵庫西では昨年7月に坂越支店、同10月に塩屋支店で詐欺被害を未然に防いでおり、棟廣正幸署長は「これからも警察で行き届かない部分を協力してもらえればありがたい」と感謝。支店を代表して感謝状を受け取った中村さんは「事件は実際に身近でも起きるのだと実感しました」と話し、JA兵庫西は「今後もお客様が被害に遭わないように気を配りたい」と気持ちを引き締めた。
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