阪神淡路大震災30年を前に防災教室
2025年01月16日
阪神淡路大震災から30年を前に海浜町の赤穂高校(大角謙二校長)で防災教室があり、炊き出し訓練や避難所シミュレーションなどで関心を高めた。
自衛隊兵庫地方協力本部の協力で震災当時の記録映像を視聴。昨年1月の能登半島地震で災害派遣された隊員らが語る体験談に耳を傾けた。
続いて学年別で3年生は「赤穂防災士の会」を講師にアルファ化米の炊き出しを体験。2年生は避難所体験ゲームで災害時の行動のあり方を考えた。1年生は救命救急訓練などを実施。搬送訓練では、けが人を1人で担いで運ぶ方法を自衛隊員から教わった。自身も高校2年生のときに被災したという講師の河内信行さん(47)=同本部相生地域事務所広報官=は「道具がないときに役立つのは知恵。命を助けるための知恵を覚えておいてほしい」と呼び掛けた。
自宅に災害時の非常持ち出し袋があるという1年の三宅瑠椛(りの)さん(16)は「家族の人数に必要な量があるか、中身を確かめようと思います」と災害への備えを意識した。
防災教室を受講した赤穂高校の生徒たち
自衛隊兵庫地方協力本部の協力で震災当時の記録映像を視聴。昨年1月の能登半島地震で災害派遣された隊員らが語る体験談に耳を傾けた。
続いて学年別で3年生は「赤穂防災士の会」を講師にアルファ化米の炊き出しを体験。2年生は避難所体験ゲームで災害時の行動のあり方を考えた。1年生は救命救急訓練などを実施。搬送訓練では、けが人を1人で担いで運ぶ方法を自衛隊員から教わった。自身も高校2年生のときに被災したという講師の河内信行さん(47)=同本部相生地域事務所広報官=は「道具がないときに役立つのは知恵。命を助けるための知恵を覚えておいてほしい」と呼び掛けた。
自宅に災害時の非常持ち出し袋があるという1年の三宅瑠椛(りの)さん(16)は「家族の人数に必要な量があるか、中身を確かめようと思います」と災害への備えを意識した。
<前の記事 |
[ 社会 ]
出水期前に防潮施設をチェック [ 社会 ] 2024年06月03日《市民病院医療事故多発》脳外科医2人を書類送検 業務上過失傷害容疑 病院は過失否定 詐欺未遂犯、建造物侵入犯など検挙 優良警察官を表彰 [ 社会 ] 2024年05月29日「理科好きの子ども増やそう」近畿大工学部と連携協定 赤穂小のPTA改革 任意加入を明確化 学級委員廃止も 手術支援ロボを導入 赤穂中央病院 [ 社会 ] 2024年05月25日「暴追の旗守り続ける」断つ会が会長改選 [ 社会 ] 2024年05月24日高取峠に忠臣蔵アート看板 赤穂高校美術部が制作 [ 社会 ] 2024年05月19日「知恵と工夫で千種川を世界に誇れる川に」 [ 社会 ] 2024年05月13日商議所青年部新会長に金礪慶氏 [ 社会 ] 2024年05月07日市自治功労者 塩屋の山田和子さんら5人 [ 社会 ] 2024年05月07日令和6年春の叙勲 赤穂市から2人受章 [ 社会 ] 2024年05月06日6年ぶり消防操法大会 優勝は第6分団 [ 社会 ] 2024年05月05日「消滅可能性自治体」全国744 赤穂市も瀬戸際 [ 社会 ] 2024年04月27日青木さやかさん「後押ししてくれる仲間を」新入社員にエール
コメントを書く