BASF赤穂工場、売却を基本合意
2009年07月01日
塗料メーカー「BASFコーティングスジャパン」(本社・横浜市、島崎アレハンドロ社長)=以下、BCJ=は1日、製造拠点の集約に伴い年内閉鎖の方針を決めていた赤穂工場(西浜町)を同業大手の「関西ペイント」(本社・大阪市、小林正受社長)に売却することで基本合意したと発表した。今後、社員の転籍などについて両社間で協議し、来年1月の取引完了を目指す。
BCJは関西ペイントの子会社から受託した船舶塗料製造を赤穂工場で行っており、今年4月ごろから売却についての正式交渉をスタート。赤穂工場の土地、建物、船舶塗料の受託製造事業を譲渡する内容で大筋合意し、6月29日に基本契約を結んだ。売却額は両社の申し合わせにより非公開。
関西ペイントは従業員数約2120人、資本金約256億円、平成19年度の連結売上高は約2565億円。取得する赤穂工場について、「独立会社とする可能性もある。来年1月からスムーズに稼動できるように年内に調整を済ませたい」とし、BCJ社員の継続雇用については「今のところ未定。今後協議していく」と話している。
BCJは「今回の合意は両社の信頼に基づくものであり、赤穂工場が製造活動を継続できることを大変嬉しく思う」と島崎社長のコメントを発表した。
掲載紙面(PDF):
2009年7月4日(1854号) 1面 (8,885,949byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
BCJは関西ペイントの子会社から受託した船舶塗料製造を赤穂工場で行っており、今年4月ごろから売却についての正式交渉をスタート。赤穂工場の土地、建物、船舶塗料の受託製造事業を譲渡する内容で大筋合意し、6月29日に基本契約を結んだ。売却額は両社の申し合わせにより非公開。
関西ペイントは従業員数約2120人、資本金約256億円、平成19年度の連結売上高は約2565億円。取得する赤穂工場について、「独立会社とする可能性もある。来年1月からスムーズに稼動できるように年内に調整を済ませたい」とし、BCJ社員の継続雇用については「今のところ未定。今後協議していく」と話している。
BCJは「今回の合意は両社の信頼に基づくものであり、赤穂工場が製造活動を継続できることを大変嬉しく思う」と島崎社長のコメントを発表した。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2009年7月4日(1854号) 1面 (8,885,949byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
バス運行状況 GPSでチェック [ 商業・経済 ] 2019年01月11日JK目線で赤穂の魅力発信 [ 商業・経済 ] 2019年01月02日「ご当地サーモン」坂越で養殖チャレンジ [ 商業・経済 ] 2018年12月01日赤穂ハイツ 来年3月再開へ予約受付開始 [ 商業・経済 ] 2018年12月01日ハンドメイド作家ら一日限定マーケット 「熱意で盛り上げて」北前船寄港地セミナー 今年は「ゆるく」忠臣蔵切手 [ 商業・経済 ] 2018年11月16日弁護士や社労士が対応「経営何でも相談会」 サントリー「ボス」最新作CMは「忠臣蔵」 [ 商業・経済 ] 2018年10月30日観光マップ作製へ高校生が意見交換会 [ 商業・経済 ] 2018年10月29日即戦力人材求めて合同面接会 [ 商業・経済 ] 2018年10月23日坂越沖でカキ水揚げ始まる 豊漁期待 [ 商業・経済 ] 2018年10月18日人材と企業マッチング 合同面接会 「坂越の嫁入り」神戸の企業が事業化 9月10日は「にがりの日」 [ 商業・経済 ] 2018年09月10日
コメントを書く