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中学生が120メートル場外ホームラン

 2009年08月19日 
記念のホームランボールを手にする片岡巧選手
 岡山県の中学硬式野球チーム「備前ディアークラブ」に所属する赤穂東中3年の片岡巧選手(15)が15日まで大阪府和泉市で行われた「第6回和泉ボーイズ大会」で推定飛距離120メートルの場外本塁打を放ち、チームメートや応援席を驚かせた。
 特大アーチが飛び出したのは、準決勝の八尾ペッカーボーイズ戦。
 3番ファーストで先発した片岡君は1回裏2死ランナーなしの第1打席、相手左腕が投じた初球のカーブをフルスイング。センター方向にグングン伸びた打球は高さ約20メートルの外野ネットを越え、その先にある民家2階の雨戸を直撃した。
 柵越えホームランは今年7月の90メートル弾に次いで自身2本目。「今回の方が手ごたえは大きかったけど、あそこまで飛ぶとは思わなかった」と本人も驚きの一打となった。リードされて迎えた延長戦でも追撃のセンター前タイムリー。次打者のヒットで逆転サヨナラ勝ちのホームを踏んだ。
 片岡君は小学1年から御崎少年野球団でプレー。中学からはボーイズリーグに入り、今大会が最後の公式戦だった。決勝は敗れたが堂々の準V。ホームランとともに思い出に残る大会となった。
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掲載紙面(PDF):
2009年8月22日(1860号) 4面 (8,774,341byte)
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