精魂込めた能面を寄贈
2009年09月30日
能面を寄贈した楠本能白さん(左)
小面、般若など女面、天下泰平を祈る翁面、強面の鬼面などさまざま。一面一面、作者の精魂が込められている。
能面師として40年近い経験がある楠本さんは全国各地で文化財級の能面修繕を手掛けるなど高い技術を誇る。赤穂が“能楽の祖”といわれる秦河勝ゆかりの地であることから、大切な作品を譲ることにした。楠本さんはこれまでにも自治体などに自作の能面を寄贈してきたが、これだけ多数を贈ったのは初めて。
同財団では、寄贈された面を市立美術工芸館・田淵記念館に月替わりで展示し、来春に一斉公開を予定している。
楠本さんは「いずれの面も、きちんと保管されれば何年でも保てるものばかり。末長く展示していただきたい」と話していた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2009年10月10日(1866号) 3面 (7,667,924byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 文化・歴史 ]
西播磨の26団体 コーラスの祭典 [ 文化・歴史 ] 2009年07月18日市美術展の募集要項発表 [ 文化・歴史 ] 2009年07月13日「坂越の船だんじり」60年ぶり復活へ [ 文化・歴史 ] 2009年07月11日キルギスの高校生が和楽器研修で来穂 [ 文化・歴史 ] 2009年07月09日幼少期の思い出の歌をテープに [ 文化・歴史 ] 2009年07月08日香炉中心に備前焼展 [ 文化・歴史 ] 2009年06月27日住民の手で守る義士絵馬 筆持つ手に気持ち込めて 席書大会 豊穣願う神事「お田植祭」 [ 文化・歴史 ] 2009年06月22日国際音楽祭の寄付金募集 国際音楽祭、20日からチケット申込み受付 [ 文化・歴史 ] 2009年06月20日市内音大出身者らがコンサート [ 文化・歴史 ] 2009年06月20日尾崎公民館でハーモニカ演奏会 [ 文化・歴史 ] 2009年06月20日涼しげに「うちわ」と「のれん」展 [ 文化・歴史 ] 2009年06月18日地域の人たち招いて音楽発表会
コメントを書く