精魂込めた能面を寄贈
2009年09月30日
能面を寄贈した楠本能白さん(左)
小面、般若など女面、天下泰平を祈る翁面、強面の鬼面などさまざま。一面一面、作者の精魂が込められている。
能面師として40年近い経験がある楠本さんは全国各地で文化財級の能面修繕を手掛けるなど高い技術を誇る。赤穂が“能楽の祖”といわれる秦河勝ゆかりの地であることから、大切な作品を譲ることにした。楠本さんはこれまでにも自治体などに自作の能面を寄贈してきたが、これだけ多数を贈ったのは初めて。
同財団では、寄贈された面を市立美術工芸館・田淵記念館に月替わりで展示し、来春に一斉公開を予定している。
楠本さんは「いずれの面も、きちんと保管されれば何年でも保てるものばかり。末長く展示していただきたい」と話していた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2009年10月10日(1866号) 3面 (7,667,924byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 文化・歴史 ]
歴博20周年記念 市民は入館無料 お寺でボサノバ 気軽に楽しんで 田淵氏庭園「明遠楼」屋根葺き替え [ 文化・歴史 ] 2009年04月21日全日本動物写真コンテストで金賞 [ 文化・歴史 ] 2009年04月18日「坂越盆踊り」のルーツを探る [ 文化・歴史 ] 2009年04月17日旧坂越浦会所でパッチワーク展 [ 文化・歴史 ] 2009年04月16日撮影も編集も自分で 忠臣蔵DVD [ 文化・歴史 ] 2009年04月11日とんど、獅子舞など口頭伝承を活字化 [ 文化・歴史 ] 2009年04月11日市民会館で盆栽展 [ 文化・歴史 ] 2009年04月05日赤穂書道会展10日から開催 [ 文化・歴史 ] 2009年04月04日キャンバスの会 10日から作品展 [ 文化・歴史 ] 2009年04月04日彫塑デッサンクラブ回顧展 [ 文化・歴史 ] 2009年04月04日赤穂市から初の園芸マイスター 赤穂城の復元状況を視察 [ 文化・歴史 ] 2009年04月01日桜をテーマに写真展 [ 文化・歴史 ] 2009年04月01日
コメントを書く