日の出写真で「生きる希望」
2010年01月16日
武村晴人さんが撮影した日の出写真
濱田さんの夫・久和さん(82)は4年前から病を患い、自宅で闘病生活を送っている。元旦に初日の出を見たかったが、寒さが身体に障ってはいけないとあきらめた。
本紙元日号1面の「赤穂御崎から望む旭日」の写真が久和さんにとっての“初日の出”。愛子さんが部屋の壁に掲げた紙面に朝晩手を合わせ、「生きる希望が涌いてくる」と喜んだ。
写真を撮影した松原町のアマチュアカメラマン、武村晴人さん(62)はこの話を聞き、濱田さんへの写真提供を快諾。特別に全紙パネルに引き伸ばして本紙からプレゼントした。
武村さんは「私の写真がお役に立つのなら、とてもうれしいことで冥利につきます。快方されることを願っています」と濱田さんへメッセージ。愛子さんは「さっそく主人の部屋に飾ります。ありがとうございました」と何度も感謝を口にしていた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2010年1月16日(1879号) 3面 (10,313,733byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
コメントを書く