思い込めた“ことば”一冊に
2010年02月13日
発刊された「校長講話12か月」と著者の片山さん
片山さんは有年小、赤穂東中などで校長を務めた。4、5年前、教諭時代の先輩からの依頼を断り切れず、学事出版の学校管理職向け月刊誌へ卒業式のスピーチ実例を寄稿。それをきっかけに、これまで計5回執筆した。
定年退職後、片山さんは在職中にプリント配布した校長通信や式辞原稿を整理。それを見た編集者が「ぜひうちで本にしたい」と企画化し、今年1月に新シリーズ「心を育てる小・中学校講話集」の第1弾として発刊された。
入学式、夏休みなど節目ごとに子どもたち、保護者、同僚教諭へ送った言葉、自作の詩などを収録。児童、生徒との触れ合いの中で生まれた、心に残るエピソードも掲載した。
「子どもたちにどんな言葉を送り続けるか、本当に悩み、考えた」と振り返る片山さん。著書発刊は初めてで、「子育てや教育に行き詰まることがあっても、きっと乗り越えられるということを伝えられれば」と話している。
A5判163ページ。1890円。市内の主な書店で販売している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2010年2月13日(1882号) 1面 (8,979,919byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
2024年春 幼稚園・保育所関係の異動 [ 社会 ] 2024年03月27日故障から3年 加里屋中継ポンプ場 ようやく更新 [ 社会 ] 2024年03月26日周世最終処分場の「閉鎖」市が撤回 新路線の運行開始控え、バスの乗り方教室 [ 社会 ] 2024年03月22日新小1年生にランドセルカバー寄贈 交通安全協会 美化センター焼却炉 予定外の稼働中止 [ 社会 ] 2024年03月16日病院事業管理者に高原秀典氏任命へ [ 社会 ] 2024年03月16日香りでも楽しめる「春めき桜」植樹 [ 社会 ] 2024年03月12日住居侵入の消防係長 停職6か月の懲戒処分 市民病院経営強化プラン 失敗した場合の責任「市長にある」 [ 社会 ] 2024年03月07日患者と家族の拠り所 月例の「がんサロン赤穂」 田中康湧プロが五段に 若手棋戦で優勝も [ 社会 ] 2024年02月29日下水道使用料 2009年度以来の値上げへ改定率協議 市民病院の経営形態「変更の可能性ある」副市長が言及 [ 社会 ] 2024年02月24日雄鷹台山に登山ルート看板 [ 社会 ] 2024年02月22日
コメントを書く