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「でえしょん」海を渡る

 2008年03月29日 
海外で初披露された「でえしょん」
 赤穂市国際交流協会が姉妹都市10周年記念で豪・ロッキングハム市へ派遣していた市民訪問団が7日間の旅程を終えてこのほど帰国した。
 昨年12月にロ市児童合唱団が来穂したのを受けて、市内の創作踊りグループで構成する「でえしょん連絡協議会」のメンバーと市職員19人が渡航した。
 一行は音楽イベント会場や高齢者養護施設で鳴子を手に「でえしょん」「よさこい忠臣蔵」を披露。揃いの衣装で息の合った演舞に現地の人たちから「華やかでエキサイティング」と歓声が上がった。
 同協議会と市国際交流協会の両方で副会長を務める梅本邦夫さん(46)=若草町=は「でえしょんの海外デビューだったので、全員いつもより高いテンションで踊った」と興奮を振り返り、「これをきっかけにロッキングハムにも『でえしょん』を踊るチームが生まれたらすばらしい」と夢を語っていた。
 滞在中、ホームパーティーやレセプション、小学校訪問などでも交流。山手町の和田絢子さん(67)は10年前にホームステイを受け入れたシェーン・パーネルさん(25)と再会した。
 当時高校2年生で「おちゃめで、おぼこかった少年」は現在、母校・コルベ高校の数学教師。今年結婚したことを知らされ、「とってもりっぱになって」と感激していた。
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掲載紙面(PDF):
2008年3月29日(1786・1787号) 6面 (13,242,048byte)
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