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高齢者などの買い物、ごみ出しを支援

 2010年04月17日 
活動内容について打ち合わせるボランティアグループ「ちょっとちょっと」のみなさん
 高齢や病気などで困っている人のごみ出しや買い物を代行支援するボランティアグループ「ちょっとちょっと」がこのほど設立された。代表の浅木聡さん(69)は「グループ名のように、“ちょっとしたこと”を応援するのが目的。どれだけニーズがあるかわからないが、考えるより、まずやってみる」と依頼受付をスタートした。
 メンバーは車いす利用者の通院移送などのボランティア活動を多年経験。日々の暮らしに必要なごみ出しや買い物に苦労している人たちの姿を多く見てきた。そうした日常生活のサポートを活動内容に含む福祉団体が市内にないことから、趣旨に賛同した人たちが集まった。
 メンバーには介護福祉士、ヘルパーの資格を持つ人も。依頼者自身で可能なことまで奪ってしまわないように、依頼者の体力や状態に応じた手助けを行っていく方針だ。活動エリアを赤穂市内とする以外は当面細かな取り決めは作らず、「活動を続けながら、徐々によりよい手法を見つけていきたい」としている。
 今のところ、メンバーは50代から70代の6人。昨年、訪問介護員養成研修の2級課程を修了した浅木さんは「元気なうちは“お世話する側”でありたい。高齢でもがんばっている姿を見せて社会を明るくできれば」と抱負。「少人数なので依頼に応じられない場合もあるかも知れないが、一件でも多く役立ちたい」と話している。
 問合せはTel090・8828・9470。一緒に活動するメンバーも募集している。設立メンバーは次のみなさん。敬称略。
 ▽浅木聡(加里屋)▽大西明生(同)▽万代一三(尾崎)▽赤木春美(塩屋)▽戸谷喜伴(同)▽栗原礼子(清水町)
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掲載紙面(PDF):
2010年4月17日(1892号) 1面 (7,267,658byte)
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