エコ時代に即した衣服リフォーム
2010年06月05日
エコ時代に即した衣服リフォーム教室
かつて洋装店に勤め、洋裁教室を開いていたこともある尾崎の梶花子さん(76)を講師に平成元年に開講。現在11人の生徒が月2回集まっている。
活用するのはタンスの奥に眠っている古い和服、サイズや流行が合わなくなった洋服など。縫い目をほどいて生地を採寸。色柄、素材に応じて使い道を考える。育児で使った市松模様の「ねんねこはんてん」は女性物の上着に再生。和服はハーフコートに変身した。
生地が小さくても2着分を組み合わせて1つの衣服を生み出したり、帽子やマフラーを作ったりすることも。中綿や裏地も捨てずに取り置くなど無駄がない。リフォームには手間と時間がかかるが、「それだけに出来上がったときのうれしさは格別」という。
「衣類を安く買える時代ではあるけれど、今だからこそ“もったいない”という気持ちを大切にしたい」と梶さん。白かすりの木綿和服を長袖ブラウスに仕立て直している松原町の目木美栄子さん(79)は「夏が来るまでに完成させ、この服を着て出かけたい」とせっせと針を動かしていた。
第2・第4月曜日の午後1時〜4時。会費は月1500円。問合せは同公民館Tel42・2139。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2010年6月5日(1898号) 3面 (9,574,640byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
コメントを書く