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マスターズ陸上で33年ぶりアジア新

 2010年06月19日 
陸上男子400メートルで年代別アジア新記録を33年ぶりに塗り替えた笠原裕之選手=ゼッケン3584番
 陸上の第56回大阪マスターズ記録会は19日、大阪市長居第2競技場で行われ、男子400メートルに出場した農神町の笠原裕之選手(40)=御崎公民館長=が51秒08で1着となり、40−44歳クラスの年代別アジア新記録を樹立した。
 笠原選手は赤穂高、龍谷大で短距離選手として活躍。社会人になってからはフルマラソン、トライアスロンなどにも幅を広げて競技を続けている。マスターズは5歳刻みにクラスがあり、クラス最年少の今年は「記録を狙えるチャンス」。週3日ペースの練習を順調にこなし、先月3日の兵庫県郡市区対抗で52秒02の年代別日本記録をマークした。
 好調を維持して迎えた今大会は「行けるところまで行こう」と前半からダッシュ。体力的に厳しくなる残り100メートルもピッチが落ちず、新記録誕生の場内アナウンスを響かせた。
 従来の記録は昭和52年に鴻池清司選手=現日本マスターズ陸上競技連合会長=がマークした51秒7。男女全クラスの全種目を通じて最も古いアジア記録を33年ぶりに塗り替えた。
 今季の最終目標は9月に東京・国立競技場で開催される全日本マスターズ選手権に置いている。35歳で出場した5年前は51秒67で3位。年齢に逆らって記録を縮め、「今年こそ」の思いがある。
 「タイムの目標はひとまず達成できた。全日本は勝負に徹したい」。故障の痛み、追われる立場のプレッシャーもあるが、「レースでしか味わえない緊張感がたまらない」と陸上競技の醍醐味を楽しんでいる。
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【関連記事】陸上の年代別日本新を樹立


掲載紙面(PDF):
2010年6月26日(1901号) 1面 (9,181,801byte)
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コメント

さすがですね。うちの息子も陸上教室で数年前にお世話になりました。

コーチしながら現役で頑張っておられる笠原さんの活躍は、教え子達にも本当に力になります。

次は世界新目指して頑張ってください。

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投稿:ぽんたんぴー 2010年06月19日

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