洪水時の避難判断に河川画像を公開
2010年06月26日
今月から兵庫県が一般にも公開した河川情報システムのページ
県河川整備課は平成17年度から5カ年で武庫川、加古川、円山川など14河川19カ所に監視カメラを設置。各市町に画像を発信してきた。昨年の台風9号による被災を受け、行政だけでなく住民にも情報を提供しようと一般公開を決定した。
公開されたHPでは、地図から見たいポイントを選択。固定カメラで撮影された静止画像が約2分毎に配信される。同じページに48時間前の画像も映し出され、水位の変化を比較することができる。
また、県光都土木事務所が平成20年度から開設している千種川流域の河川情報システム「水守(みずもり)」の監視カメラ台数も3河川7カ所に増設。8月末までに、さらに上郡町苔縄の金華橋、下徳久の大田井橋など5カ所で追加整備する。
河川水位については、これまで国土交通省のサイト「川の防災情報」で10分毎に数字とグラフで表示されていた。
「画像は一目で状況を把握しやすい。リアルタイムな情報取得に役立てて」と同土木事務所。ただし、夜間は明るさ不足でカメラに映らないこともあるため、「従来の数値情報と組み合わせて活用してもらえれば」と話している。
赤穂市内におけるカメラ整備については、「今後、必要に応じて検討したい」としている。各HPのアドレスは次のとおり。
▽兵庫県河川情報システム=http://kasen.civil.pref.hyogo.lg.jp/
▽水守=http://www1.winknet.ne.jp/~kasen01/pc.html
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掲載紙面(PDF):
2010年6月26日(1901号) 1面 (9,181,801byte)
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[ 社会 ]
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