「市町連携で生き残りを」定自圏フォーラム
2010年07月03日
赤穂、備前、上郡2市1町の連携について模索する「東備西播定住自立圏フォーラム」が3日、中広の赤穂市文化会館小ホールであり、元総務相の増田寛也氏が基調講演。3人の首長が広域連携のあり方や将来像などを語った。
約400人が来場。増田氏は「定住自立圏構想が描く未来」と題した基調講演で、「今後は財源に加えて立法権限も国から地方への委譲が進む」との見方を示し、「人口減を食い止めるのは至難の業だが、国と地方の“タテの関係”から市町村同士、都道府県同士の“ヨコの連携”が生き残る上で必要だ」と語った。
パネルディスカッションでは3首長が医療、交通、観光振興をテーマに意見交換した。
西岡憲康・備前市長は「まずは互いのまちに出向いてみる。そこから活気が生まれるのでは」と2市1町の住民交流を呼びかけた。山本暁・上郡町長は「地域の偉人や特産物に物語を組み込み、記憶に留まるような魅力を創出したい」と述べ、豆田正明・赤穂市長は「定住者の多くはまずはインターネットで情報を集めている。圏域全体の魅力を広めていきたい」と情報発信の重要性に注目した。
増田氏は「自分たちには当たり前のものが他地域の人にとっては魅力になる場合がある。いろんなことにトライして地域の自信や誇りを生み出して」と締めくくった。
掲載紙面(PDF):
2010年7月10日(1903号) 3面 (10,234,078byte)
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約400人が来場。増田氏は「定住自立圏構想が描く未来」と題した基調講演で、「今後は財源に加えて立法権限も国から地方への委譲が進む」との見方を示し、「人口減を食い止めるのは至難の業だが、国と地方の“タテの関係”から市町村同士、都道府県同士の“ヨコの連携”が生き残る上で必要だ」と語った。
パネルディスカッションでは3首長が医療、交通、観光振興をテーマに意見交換した。
西岡憲康・備前市長は「まずは互いのまちに出向いてみる。そこから活気が生まれるのでは」と2市1町の住民交流を呼びかけた。山本暁・上郡町長は「地域の偉人や特産物に物語を組み込み、記憶に留まるような魅力を創出したい」と述べ、豆田正明・赤穂市長は「定住者の多くはまずはインターネットで情報を集めている。圏域全体の魅力を広めていきたい」と情報発信の重要性に注目した。
増田氏は「自分たちには当たり前のものが他地域の人にとっては魅力になる場合がある。いろんなことにトライして地域の自信や誇りを生み出して」と締めくくった。
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コメント
現場の真実を捻じ曲げ、美しく飾っている記事ですね。
現地はお笑いシンポジウムでしたよ(笑)
増田さんの「総務省に帰って言っておきます」発言。 あんた、現在、総務大臣やないやろ(笑)
岩手県在住の有識者の方から聞いたとおりの方でした。
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投稿:山火事 2010年07月04日東西に道を通せば、素通りするドライバーも赤穂で、足を止める。
兵庫県の西の玄関口。東西の風通しを良くすれば、糞つまりが解消される。
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投稿:東西幹線道路 2010年07月04日コメントを書く