中広の廣門さん、一陽会の会員に
2010年10月02日
一陽会の会員に推挙された廣門幸三さん
廣門さんは同展に平成5年から毎年出品し、奨励賞2回。古びたブルドーザーを写実的に描写した油彩画で実績を重ね、12年に会友推挙を受けた。作品からは、役目を終えた重機の静かな哀愁と物悲しさが伝わってくる。
幼少期から絵を描くのが好きで、中学2年の学校授業で描いた風景画が第1回赤穂市美術展で入選。しかし、本格的に創作活動に取り組んだのは40歳からだった。「長く続けることのできる趣味を」を気軽な気持ちで始めたが、田中繁雄氏=加里屋=ら先輩画家に教わるうちに絵の楽しさに引き込まれた。
創作の時間は夜間と休日。「時間がまったく気にならないほど夢中」になり、気が付くと夜明けまで絵筆を持っていることもあるという。
「何を描くか悩んだこともあったが、自分の追究したいものを描こうと決めてからは開き直れた」と廣門さん。「これからも中途半端にならないよう、自分が納得できる作品を描いていきたい」と心を新たにしている。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2010年10月2日(1914号) 1面 (10,744,332byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
一流奏者招きハーモニカ講習会 [ 文化・歴史 ] 2010年07月02日癒しの音色、耳にやさしく [ 文化・歴史 ] 2010年06月30日義士人形を市に寄贈 [ 文化・歴史 ] 2010年06月29日ハーモニカ演奏発表会 [ 文化・歴史 ] 2010年06月21日一画ずつ慎重に、伝統の席書大会 豊穣願って早乙女がお田植 [ 文化・歴史 ] 2010年06月20日音大出身者で合同演奏会 [ 文化・歴史 ] 2010年06月14日版画の全国展で4年連続入選 [ 文化・歴史 ] 2010年06月11日大石神社「お田植祭」 子どもたちに音楽をお届け 「第九」歌おう メンバー募集 子ども茶道教室の参加者募集 有年牟礼・井田遺跡の報告書発刊 [ 文化・歴史 ] 2010年06月04日忠臣蔵扇子の第3弾を発売 [ 文化・歴史 ] 2010年06月04日女性7人の油絵作品展 [ 文化・歴史 ] 2010年06月02日
コメントを書く