忠臣蔵のふるさと・播州赤穂の地域紙「赤穂民報」のニュースサイト
文字の大きさ

赤穂民報


  1. トップページ
  2. 絵本で世界を旅しよう
  3. 記事詳細

干支とは……

 2011年02月19日 
『十二支のはじまり』 ○文/谷真介 ○絵/赤坂三好 ○佼成出版社
 今年は、「辛卯年(かのとうのとし)」です。おおいに飛躍の年であってほしいものです。
 文庫にも、十二支にまつわる絵本が何冊かあります。私たちが伝え聞いている干支の話とは少し違いがあります。
 干支(十干・十二支)の考え方は、古くは奈良時代に中国から伝えられたものです。千数百年前の思いが今日でもなお人々の暮らしに深く関わっていることは何とも不思議です。
 今から45年前の1966(昭和41)年は「丙午(ひのえうま)」の年でした。「この年に生まれた子どもにはいいことが起こらない」という考え方が広まり、生まれてくる子どもの数が激減しました。何だか信じられないことですが、多くの人々は干支の考え方を信じているのです。
 干支の物語のなかには、「ネコ」と「ネズミ」のユーモラスな話がありますが、それにしても不思議でなりません。
 中国の文化がどう伝わり、その考え方がどう変わってきたかを考えることも興味深いものがあります。
 来年の干支についても、いろいろと考えてみたいものです。
  * * *
『十二支のはじまり』○文/谷真介○絵/赤坂三好○佼成出版社
『どうして十二支にネコ年はないの?』○文/ドリス・オーゲル○メイロ・ソー○訳/福本友美子○徳間書店
  * * *
 ▽くぼっち先生=元中学校長の久保良道さん。平成15年7月に有年原の自宅に国内外の絵本を集めた私設図書館「くぼっち文庫」を開設。「絵本は人生を豊かにしてくれる」と自費で集めた約2500冊を無料で貸し出している。第2・第4土曜日に開館。TEL49・2089。
<前の記事


掲載紙面(PDF):
2011年2月19日(1933号) 4面 (10,024,810byte)
 (PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)


コメントを書く

お名前 (必須。ペンネーム可):

メールアドレス (任意入力 表示されません):

内容 (必須入力):

※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。

2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

今週のイベント・催し
23
(月)
 
24
(火)
25
(水)
26
(木)
27
(金)
 
28
(土)
 
29
(日)

最新のコメント

  • JR播州赤穂駅「みどりの窓口」11月末で廃止←太郎(11/23)
  • 「今も昔もボール追う子の目は同じ」尾崎野球少年団50周年←元同級生39(11/23)
  • JR播州赤穂駅「みどりの窓口」11月末で廃止←市民(11/23)

各種お申込み

以下より各お申込み、資料請求フォームにリンクしています。ご活用下さい。

スマホサイトQRコード

スマホ用URLをメールでお知らせ!
e-mail(半角入力)


ドメイン指定受信をされている方は「@ako-minpo.jp」を指定してください。

閉じる
中村唯心堂 中道工務店 矢野防水工業 赤穂メモリアルホール 野中砂子土地区画整理組合 花岳寺 兵庫県警
閉じる
中村唯心堂 中道工務店 矢野防水工業 赤穂メモリアルホール 野中砂子土地区画整理組合 花岳寺 兵庫県警