一次隊が帰還、被災地での活動語る
2011年03月16日
被災地から帰還した緊急消防援助隊の一次隊メンバー
一次隊は地震発生当日の11日午後9時半ごろ、ポンプ車で赤穂を出発した。長野、福島を経由して13日に宮城県入り。15日夕方に二次隊に引き継ぐまで兵庫県隊の一員として、同県南部の山元町を中心に生存者の捜索活動にあたった。
被災地の映像が十分に報道されていなかった時期に赤穂を離れたため、隊員たちは現地に入って初めて惨状を目にした。余震が相次ぐ中、もはや原形をとどめていない家屋を一軒一軒捜索。サイレン音に反射的に恐怖を感じてしまう被災者を気遣い、極力音を鳴らさずに車両を走らせた。
津波の冠水が相当な水深で残り、ダイバー隊が潜水して捜索していた地域もあったという。隊長の三中正登・消防指令(48)は「想像を絶する厳しい状況だった。原発事故の情報も耳にしていたが、自分たちの使命を優先した」と任務を振り返った。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2011年3月19日(1937号) 1面 (9,651,727byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
消防車100台分の放水システムで訓練 [ 社会 ] 2019年11月29日県技能顕功賞 赤穂から2人受賞 [ 社会 ] 2019年11月28日「買い物弱者」に救い 移動スーパー開業へ 75歳以上の急発進抑制装置 市が上乗せ補助へ 「産廃処分場は『環境犯罪』SNSで発信を」 [ 社会 ] 2019年11月17日事故を『しない』、お先に『どう』ぞ [ 社会 ] 2019年11月15日防犯カメラを2自治会に寄贈 [ ボランティア ] 2019年11月13日浄専寺で報恩講落語会 [ 社会 ] 2019年11月11日《市公共工事贈収賄》検討委が初会合 中村文代さんに兵庫県社会賞 消費者活動で功績 [ 社会 ] 2019年11月06日「産廃反対市民の会」5周年記念講演会 世代問わず意見交流「教学サロン」 市民が考えた「2030年の赤穂」 [ 社会 ] 2019年10月30日「安心実現へ行動」大会宣言採択 [ 社会 ] 2019年10月28日《市公共工事贈収賄》個別聞き取り 全職員へ対象拡大
コメントを書く