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周世の軽トラ事故 荷台にも乗車で高校生ら10人重軽傷

 2008年04月28日 
 4月28日午後9時20分ごろ、赤穂市周世の県道で少年ら10人が乗った軽トラックが交差点脇の電柱に衝突。荷台にも人が乗っており、車外に投げ出されるなど全員が重軽傷を負った。うち2人は頭などを打って意識不明の重体。
 調べによると、乗っていたのは赤穂市、赤穂郡、姫路市などに住む高校生8人と無職2人。いずれも17〜18歳の少年で、高校生は同じ学校に通う3年生。
 運転席と助手席に1人ずつのほか、荷台に8人が乗車していたとみられる。全員が病院に搬送され、軽傷4人、重傷6人。重傷者はいずれも荷台に乗っていた。
 事故当時、助手席に乗っていた相生市の高校生(17)が車内に閉じ込められていたが、約1時間後に救急隊員が救出。現場付近にかごの曲がった自転車があったが、その後の調べで事故とは無関係とわかった。
 軽トラックは赤穂郡の高校生(18)の家族名義で、警察は自動車運転過失致傷と道交法違反(設備外乗車)の容疑で少年らから事情を聞くとともに事故の原因などを調べている。
 関係者によると、少年らは現場近くの千種川河川敷で遊んでから肝だめしに行くところだったらしい。

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掲載紙面(PDF):
2008年5月3日(1793号) 1面 (3,903,587byte)
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