御崎小児童がアマモの種探し
2011年06月13日
アマモの種子を探す御崎小児童
アマモは浅瀬に生息する多年草。小魚の住処や産卵場所になることから“海のゆりかご”と呼ばれる。赤穂沖は稀少な藻場の一つで、同校は平成18年から環境学習の一環としてNPO「アマモ種子バンク」=西宮市=の保全活動に協力。種取りは今年で5回目となった。
春から夏にかけて成熟するアマモは今が結実期。子どもたちは腰の深さぐらいまで水に浸かり、海面に揺れるアマモに目を凝らした。米粒のような種子を含んだ花穂を見つけると、大事そうに袋へ入れた。
30分ほどで約8000粒(推定)の種子を採取。一本一本丁寧に選り分けて探した小林優芽(ゆめ)さん(9)は「アマモをたくさん増やして、お魚いっぱいの海にしたい」と話していた。
集まった種子は10月ごろから児童が人工海水を入れたペットボトルで発芽させ、来年3月に大塚海岸へ移植される予定だ。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2011年6月18日(1948号) 4面 (8,008,029byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
科学実験で好奇心と創意工夫 [ 子供 ] 2010年08月08日地元の川で水遊び [ 子供 ] 2010年08月08日水泳のメドレーリレーで全中決勝目指す 光が包む子どもたちの“地球愛” 高知で激流下り、参加中学生募集 自然観察ラリーで海山巡る [ 子供 ] 2010年08月04日紙粘土で夏休みの工作 [ 子供 ] 2010年08月03日ロ市派遣の中学生、6日に出発 夏休みの宿題を学生が応援 暑さガマンしてバームクーヘン作り 書道交流団で4日から訪中 小学生対象に科学実験教室 涼呼ぶアサガオロード 個性がコラボ「書道パフォーマンス」 心一つに海洋訓練 [ 子供 ] 2010年07月25日
コメントを書く