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市消防本部が水難救助訓練

 2011年07月07日 
赤穂港で行われた水難救助訓練
 水難事故を想定した赤穂市消防署の救助訓練が中広の赤穂港で6日にあり、隊員約20人が救出方法や資器材の取り扱いについて海上で実践した。
 水辺の事故リスクが高まる夏期を前に毎年行う訓練で、当直勤務以外の隊員が参加。ゴムボート操船や水中カメラ、音波探索機の使い方を練習した。
 水面救助訓練では、要救助者役の隊員を船上と陸上それぞれでの動きを確認。水中から船へ人を引き上げるときは船体側面ではなく後方を選び、船の転覆を防ぐことなどを学んだ。
 訓練で実際に海へ入った警防課警防係の西山和基隊員(22)は「体温が下がっていくのが分かった。救助を求めている人の窮地を再認識できた。万一の場合は一刻も早く救出したい」と口元を引き締めていた。
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掲載紙面(PDF):
2011年7月9日(1951号) 3面 (7,300,822byte)
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