岩手・一関市から「感謝のまとい」
2011年08月23日
復興支援への感謝として一関市民から贈られた手作りの纏
制作したのは、一関市大東町の喫茶店経営、金野泰子(こんの・たいこ)さん(61)。防火、厄除けを願って350年以上続く「大東大原水かけまつり」にちなんだ土産品として3年ほど前から作り始めた。震災後は、一関市で救援活動に当たった自衛隊、警察などに「お礼の気持ち」としてプレゼントしてきた。
金野さんは豆田正明市長が7月、復興支援金の贈呈で同市に来訪することを知り、勝部修市長に「ぜひ感謝の思いを伝えて」と高さ1メートル以上の特大サイズ1本を託した。馬簾(ばれん)に書かれた「赤穂市の皆さん ありがとう」「御支援に感謝します」などの毛筆メッセージは勝部市長がしたためた。
一関市は、浅野内匠頭が陸奥一関藩主・田村建顕(たつあき)の江戸屋敷で切腹した縁で「義士親善友好都市」に加盟。平成8年に災害時の相互応援協定を結んだ。赤穂市は今回の震災4日後に赤穂化成提供の食塩2・7トンと飲料水6000リットルをチャーター便で発送、5月には行政事務支援の職員延べ4人を派遣。さらに、「市民の夕べ」自粛によって捻出した復興支援金600万円を寄付した。
金野さんは「みなさんからの支援は本当にありがたかった。まといは赤穂の街の末永い発展を願いながら作りました」と話していた。
<前の記事 |
[ 社会 ]
「暴力許すな」市民大会に400人 [ 社会 ] 2015年11月27日美化センターが当面の再発防止策 [ 社会 ] 2015年11月24日住民と高校生が“共助”訓練 [ 社会 ] 2015年11月22日駐在所勤務員の家族を慰労 [ 社会 ] 2015年11月22日戦没者追悼 平和の誓い新た [ 社会 ] 2015年11月20日《御崎メガソーラー問題》地元説明会の開催決定 [ 社会 ] 2015年11月19日関電説明会 即答できず時間切れ [ 社会 ] 2015年11月18日本体竣工間近の金出地ダム見学 [ 社会 ] 2015年11月17日《目坂崩落訴訟》控訴審判決 市の訴え棄却 [ 社会 ] 2015年11月16日《御崎メガソーラー問題》「調整池設置義務なし」県判断 [ 社会 ] 2015年11月14日関電アセス 県が専門家会議に諮問 [ 社会 ] 2015年11月12日「ボイラー最新でない」NPO指摘 [ 社会 ] 2015年11月11日アセス概要書「印刷不可」の設定 [ 社会 ] 2015年11月11日関西電力が自主アセス概要公表 [ 社会 ] 2015年11月11日市民健康大学講座 46人に修了証書 [ 社会 ] 2015年11月09日
コメントを書く