坂越にも子育て支援拠点
2008年05月19日
親も子もリラックスして楽しめる「なかよし広場」
同センターは子育てについての相談や情報交換の場として市教委が中央公民館に平成5年開設。「おれんじの木」の愛称で週4回開いているが、参加者増で会場が手狭に。市が他地区での拡充を検討していた。
「なかよし広場」は月曜日の午前中にほぼ毎週開催。県教委の「両親教育インストラクター養成講座」を修了した浜野敏子さん=大橋町=がプログラムを企画。「さくらんぼクラブ」「なかよしクラブ」など対象年齢や活動内容の異なるクラスを週替わりで運営している。
第3週は3・4歳向けの「あひるクラブ」。初回の19日には親子28組が参加し、浜野さんの進行で手や指を使った遊戯を楽しんだ。
ボランティアスタッフが輪投げゲームなどで子どもたちを遊ばせている間は親だけでコミュニケーション。同じ年頃の子を持つ者同士、初対面でも会話が弾んだ。
公民館の近くに住む主婦西脇ひろみさん(30)は長男の亮汰君を連れて参加。これまでは中央公民館まで車で参加していたといい、「徒歩で参加できるようになりました。子育ての悩みを相談できるので助かります」と喜んでいた。
今後もおもちゃ作りやクリスマス会など多彩な活動を行う。定期開催以外にもピクニックや地引網体験など坂越の立地を活かした行事を実施する予定だ。
「子育てが“苦しい”ものではなく“楽しい”と感じてもらえれば」と浜野さん。市民からは「中学校区ごとに開設してほしい」との要望もあるといい、市教委生涯学習課の宮崎素一課長は「できるだけニーズに応えられるように検討していきたい」と話している。
参加無料(材料代など実費要)。問合せは同公民館Tel48・8080。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2008年5月24日(1796号) 3面 (7,448,167byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
市民病院にコンビニ開店 [ 社会 ] 2012年08月08日アース製薬で親子見学会 “身障福祉のバイブル”寄贈 [ 社会 ] 2012年08月07日食の安全を指導員がチェック [ 社会 ] 2012年08月06日大学生が小学生の宿題サポート 市民の折り鶴で元気アート [ 社会 ] 2012年08月04日姉妹都市へ中学生派遣 [ 子供 ] 2012年07月31日加里屋川の整備計画案に国同意 [ 社会 ] 2012年07月28日診療所の院内処方、今月で廃止 [ 社会 ] 2012年07月28日赤穂市内で性風俗業が届出 [ 社会 ] 2012年07月28日クラゲ大量発生で発電停止 [ 社会 ] 2012年07月27日夏休み中も預かり保育 [ 子供 ] 2012年07月26日熱湯浴びて無病を祈願 [ 社会 ] 2012年07月26日小学生がウナギ漁体験 [ 子供 ] 2012年07月25日「第二の五輪選手を」銀メダリストが講演 [ 子供 ] 2012年07月21日
コメントを書く