赤穂浅野家三代の業績顕彰
2011年10月22日
「赤穂浅野家 三代藩主の治世」を発刊した岡田順一さん=赤穂市有形文化財「赤穂浅野家三代藩主像」がある光浄寺で
浅野家は正保2年(1645)に常陸・笠間藩から転封。長直、長友、長矩と3代にわたり赤穂藩主を務めた。初代の長直は干拓と塩業開発を積極的に進め、産業振興と雇用創出に大きく寄与。赤穂城の縄張も完成させるなど藩の基盤を固めた。開墾政策によって村が誕生した新田地区の光浄寺には領民が遺徳を偲んで制作した三代藩主像(市指定文化財)が伝えられている。
書籍では、浅野長政を藩祖とする同家の由緒、治世によるまちの変遷などを紹介。藩の基礎を築いた功績を顕彰している。岡田さんは「浅野家三代の善政には人づくり、まちづくりの現代にも通じるヒントがある。時代を超えて評価したい」と発刊の主旨を話している。
300部発行。一部1700円で希望者に頒布する。問合せは塩屋公民館TEL42・3379。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2011年10月22日(1963号) 4面 (6,838,440byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
西浜塩田の一級資料を市が受贈 [ 文化・歴史 ] 2018年05月19日詩とエッセイ「卆寿のひとりごと」 [ 文化・歴史 ] 2018年05月18日ナイフ一本 模様細工の美 [ 文化・歴史 ] 2018年05月12日赤穂美術協会展 18日から3日間 [ 文化・歴史 ] 2018年05月12日「赤穂の秋冬」テーマに写真展 [ 文化・歴史 ] 2018年05月11日川柳赤穂吟社 初の合同句集 [ 文化・歴史 ] 2018年05月04日勇壮豪華 民俗資料館で「五月人形展」 [ 文化・歴史 ] 2018年04月28日文字に魂 篆刻と書画の個展 [ 文化・歴史 ] 2018年04月27日7月に市民能「羽衣」 入場券の販売開始 花の美際立つ「押し花アート展」 [ 文化・歴史 ] 2018年04月25日市文化財の地獄絵を一般公開 高瀬舟船着場跡が観光スポットに [ 文化・歴史 ] 2018年04月19日姫路生まれの板画家 長谷川富三郎展 [ 文化・歴史 ] 2018年04月18日歴史コラム100本『赤穂史百話』 [ 文化・歴史 ] 2018年04月17日後継者育成へ赤穂緞通の研修工房 [ 文化・歴史 ] 2018年04月14日
コメントを書く