ホタル見物のマナー守って
2008年06月05日
千種川圏域清流づくり委員会によると、今季は千種川流域のホタルが例年以上に出現。いわば“当たり年”で見物人の数も「いつもより多い」のだが、一部のマナー違反がホタルに大迷惑をかけているという。
ホタルを持ち帰らない、ゴミを持って帰る、などは当然守るべきマナーだが、案外知られていないのが「自動車のライト」。
ホタルは光を使ってオスとメスが交信。そのため頭部のほとんどが目玉になっていて、光に敏感な仕組みになっている。
ところが、見物人の中には生息地のすぐそばまで車を乗り付ける人があり、ホタルに強烈なライトを容赦なく浴びせているというのだ。
同委員会によれば、「人間でも目がくらむヘッドランプはホタルにとっては気絶もの」といい、「人間でいえば、愛を語らっているときに大音量の音楽を耳元で流されるような大迷惑」とホタルの受難を指摘している。
もっとも、そんな事情を知らずにマナーを犯している人もあるようで、「車で見物に出かけるときは、離れた場所に車を止めて歩いて現地に向かう―というホタル見物の原則をもっと啓発したい」と話している。
掲載紙面(PDF):
2008年6月7日(1798号) 3面 (7,822,197byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
ホタルを持ち帰らない、ゴミを持って帰る、などは当然守るべきマナーだが、案外知られていないのが「自動車のライト」。
ホタルは光を使ってオスとメスが交信。そのため頭部のほとんどが目玉になっていて、光に敏感な仕組みになっている。
ところが、見物人の中には生息地のすぐそばまで車を乗り付ける人があり、ホタルに強烈なライトを容赦なく浴びせているというのだ。
同委員会によれば、「人間でも目がくらむヘッドランプはホタルにとっては気絶もの」といい、「人間でいえば、愛を語らっているときに大音量の音楽を耳元で流されるような大迷惑」とホタルの受難を指摘している。
もっとも、そんな事情を知らずにマナーを犯している人もあるようで、「車で見物に出かけるときは、離れた場所に車を止めて歩いて現地に向かう―というホタル見物の原則をもっと啓発したい」と話している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2008年6月7日(1798号) 3面 (7,822,197byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ お知らせ ]
能登地震被災地へボランティア募集 元市民生委員児童委員の涌元雅代さん死去 [ お知らせ ] 2024年05月03日講演会「川の仕組みと自然再生」11日にハーモニーH [ お知らせ ] 2024年04月27日赤穂民報主催・第41回習字紙上展の出品規定 台湾東部沖地震の被災者支援 市が義援金募集 [ お知らせ ] 2024年04月11日令和6年の危険業務従事者叙勲 [ お知らせ ] 2024年04月06日日本計算技能連盟 第66回検定試験合格者 [ お知らせ ] 2024年04月02日5日にイオンで「春の交通安全運動」出発式 年度替わりに休日臨時窓口 [ お知らせ ] 2024年03月29日日本計算技能連盟 第65回検定合格者 [ お知らせ ] 2024年03月04日日本計算技能連盟 第64回暗算検定合格者 [ お知らせ ] 2024年02月13日元桜木町自治会長の笠木大海さん死去 [ お知らせ ] 2024年02月01日能登地震被災者に市営住宅を提供 家賃を半年免除 [ お知らせ ] 2024年01月23日ひきこもり啓発講座「解決ではなく共に在ること」 [ お知らせ ] 2024年01月11日能登地震災害義援金 募金箱を市役所と市民会館に設置
コメントを書く