オリンピック開催期間中の英・ロンドンで人気歌手の加藤ミリヤと共演する「ムーブ・トゥ・ザ・ビート・ツアー」のオーディションを兼ねたダンス・コンテストで、中広の専修高生、中野里香さん（１７）が代表ダンサー２５人の一人に選ばれた。７月２７日から６日間の日程で渡航し、現地の名門ライブハウスの舞台に立つ。
　ＪＯＣ（日本オリンピック委員会）ワールドワイドパートナーの「日本コカ・コーラ」が企画。中野さんら代表２５人は同社の五輪キャンペーン曲「ＨＥＡＲＴ　ＢＥＡＴ」を制作した人気歌手、加藤ミリヤとのステージに出演する。
　中野さんは赤穂中を卒業後、大阪市内の芸能専門学校へ進学。「ダンスに関わる仕事がしたい」という将来の目標へ向け、甘えのないトレーニングを積んでいる。５人一組での応募だったコンテストには同じ学校の先輩と同級生で参加した。全国２００チームを超えるエントリーがあった中、動画審査と予選ステージをクリアして６月に東京で行われた決勝ステージへ進出。ジャズダンスをベースにしたビート感あふれる演舞をノーミスで披露し、見事に代表の座を勝ち取った。
　２１日から他の代表メンバーとともに都内のスタジオで合宿。プロの振付師が監修し、衣装も専任スタイリストが準備する。本番の会場となる「ココ・ロンドン」はローリング・ストーンズ、マドンナなど超有名アーティストも出演したライブハウス。９歳からダンスに打ち込んできた中野さんは「決勝では踊っていて、とても幸せな気持ちになれた。ロンドンでも自分たちのパフォーマンスで日本の元気を伝えたい」と夢の舞台へ心をときめかせている。

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関連サイト：
■決勝ステージのパフォーマンス映像（コカ・コーラ　オリンピック応援パーク）


掲載紙面（PDF）：
2012年7月21日(1999号) 4面 (7,326,698byte)
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