88歳と83歳 夫婦合わせて1万日登山
2020年11月16日
夫婦合わせた通算登山日数が1万日を超え、特別表彰を受けた川崎徹さん、郁子さん
会員の中で徹さんは最高齢、郁子さんは女性最高齢。2人は「山登りのおかげで夫婦とも健康でいられる」と仲むつまじく節目を喜んでいる。
2人が雄鷹台山に登り始めたのは20年ほど前。京都大学山岳部出身の徹さんがOB仲間で立ち上げた登山会の世話役を郁子さんも手伝うことになり、トレーニングのために始めた。数年後にオタカクラブに入会して登山日数の記録がスタート。今年1月に2人合わせて通算1万日の大台に乗った。
朝5時過ぎに起床。よほど悪天候でなければ、体操で体をほぐして出発する。朝の清冽な空気を吸い、小鳥のさえずりを聞きながら、サークルの登山記録帳がある7合目(標高155メートル)へ。登ったことを示す丸印をつけて来たルートを折り返す。道中で会う山友達とあいさつを交わすことも楽しみの一つだという。
もう一つの共通の趣味が短歌。2017年の赤穂市民文化祭では、夫婦ともに雄鷹台山登山を題材に作品を応募し、徹さんが「『お若い』の言葉を糧に朝なさな八十五歳は裏山登る」で市長賞、郁子さんが「観覧車は出でし朝日に輝きて玉ちりばめし指輪とも見ゆ」で奨励賞を受賞した。
「毎日登る雄鷹台山の四季の移り変わり、野生動物たちが短歌の素材を提供してくれます」と2人。徹さんは「この山は赤穂の宝。90歳までは登り続けたい」と意欲を語り、郁子さんは「将来は『雄鷹台山の四季』と題した夫婦の歌集を作れたら」と話している。
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2020年11月21日号(2393号) 1面 (9,473,567byte)
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コメント
約10年前早朝登山で毎朝お目にかかっておりました。お二人のお元気な姿を拝見し感激した次第です。
これからもますます元気で雄鷹台山登山を続けられることを祈っております。
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投稿:元赤穂市住民 2020年11月19日コメントを書く