全国高校総体「２０１２北信越かがやき総体」の男子ソフトテニス競技（８月１１〜１４日、新潟市庭球場）に赤穂高３年の古川尊生（たける）・安井一真（かずま）組が出場する。
　同部からのインターハイ出場は男子では２年ぶり２度目。先輩ペアは果たせなかった「１勝」を目指す。
　１２０組が争った６月の県予選では古川選手のロブで相手を崩し、安井選手が強打を決めるコンビネーションが冴えた。インターハイの権利がかかった４回戦はあと１ゲームを取られたら負けという劣勢から逆転勝ち。準々決勝で第１シードに敗れたものの、うれしい８強入りを果たした。
　「２人とも本当に練習熱心。その成果がここ一番で出た」と須谷哲章顧問（３０）。学業面でも常に成績優秀なグレードクラスに在籍し、勉強とスポーツを両立してきた。
　「全国に行けるのは、周りの人たちのおかげ」と口をそろえる２人。「みんなのためにも勝利をつかみたい」と健闘を誓っている。
　全国高校総体（定通制大会を含む）へ出場する赤穂市関係分の選手は次のとおり。本紙確認分のみ。
　▽バレーボール女子＝網干真由（須磨ノ浦３年、有年小出）
　▽定通制柔道女子個人・重量級＝岩野智恵利（赤穂１年）

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掲載紙面（PDF）：
2012年8月4日(2001号) 4面 (11,003,832byte)
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