赤穂市内の中学３年の男子生徒（１４）が小学生を暴行している動画がインターネット上に投稿された問題で、赤穂署と兵庫県警少年捜査課は８月６日、男子生徒と、動画を撮影した中学３年の男子生徒（１４）を傷害容疑で逮捕した。２人とも容疑を認めているという。
　警察によると、２人は７月８日午後５時から７時ごろ、同市内の公園で共謀の上、同市内の小学６年男児（１２）に腰を蹴るなどの暴行を加え、全治４週間程度の打撲傷を負わせた疑いがある。
　この事件は、暴行の様子を撮影した動画がインターネット上に投稿されたことで発覚。先月２３日に男児が被害届の提出に同意し、警察が捜査していた。動画には「こらおもれえ動画になりそうや」「顔はやんなよ」などとはやし立てる声も収録されており、警察は事件当時に現場にいた他の少年らからも事情を聴いている。

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2012年8月11日(2002号) 1面 (10,210,617byte)
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