市ごみ収集車が1年で事故3件
2008年06月14日
赤穂市のごみ収集業務を行っている美化センターの車両が、平成19年度の1年間で3件の交通事故を起こしていたことが11日の市会本会議で指摘された。
同センターによると、昨年6月、坂越地区の清掃奉仕活動で集まったごみを回収しようとしたユニック車のアームが近くに停めてあった車に接触。補助脚がしっかり地面に固定されていなかったことが原因だという。
同年10月には、上仮屋のごみステーションで収集車から降りようと職員が開いた車のドアが後方から走ってきた車の側面に接触。さらに今年1月には市役所近くの路上で収集車が自転車に衝突し、乗っていた人が転倒する事故があった。
いずれも「職員の不注意」が原因で、市は事故を起こした職員をそれぞれ「訓告」処分。3件ともすでに示談が成立し、市が支払う修理代、治療費計約40万円は共済保険でまかなう。
市総務課によると、昨年度に市の公用車が関係した交通事故は8件。同センターの吉田敏男所長は「いくら使用台数が多いとはいえ、1年間で3件というのは多過ぎるといわざるをえない」と反省。「自分の運転を過信せず、落ち着いて安全走行するように意識徹底を図りたい」と話している。
掲載紙面(PDF):
2008年6月14日(1799号) 4面 (7,733,473byte)
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同センターによると、昨年6月、坂越地区の清掃奉仕活動で集まったごみを回収しようとしたユニック車のアームが近くに停めてあった車に接触。補助脚がしっかり地面に固定されていなかったことが原因だという。
同年10月には、上仮屋のごみステーションで収集車から降りようと職員が開いた車のドアが後方から走ってきた車の側面に接触。さらに今年1月には市役所近くの路上で収集車が自転車に衝突し、乗っていた人が転倒する事故があった。
いずれも「職員の不注意」が原因で、市は事故を起こした職員をそれぞれ「訓告」処分。3件ともすでに示談が成立し、市が支払う修理代、治療費計約40万円は共済保険でまかなう。
市総務課によると、昨年度に市の公用車が関係した交通事故は8件。同センターの吉田敏男所長は「いくら使用台数が多いとはいえ、1年間で3件というのは多過ぎるといわざるをえない」と反省。「自分の運転を過信せず、落ち着いて安全走行するように意識徹底を図りたい」と話している。
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