大津川で約40年ぶり精霊流し
2012年08月15日
大津川でおよそ40年ぶりに行われた精霊流し
同寺の精霊流しは、かつては大津地区のお盆の風物詩で、川沿いに露店が軒を並べて大勢の人出でにぎわったという。河川工事で川の水量が減った昭和40年代後半を最後に行われなくなっていたが、役員会(赤松光弘・責任総代)が「ご先祖への感謝を表す風情ある行事を復活させよう」と協力して準備した。
墓所での読経を終え、午後8時過ぎから1基、また1基と川へ浮かべられた。信徒ら約300人が見守る中、風に吹かれた灯籠が幻想的に水面を漂った。
同寺の近くに住む赤松節子さん(86)は「昔を思い出して懐かしく感じました。いいお盆になりました」と灯籠を見つめていた。
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掲載紙面(PDF):
2012年8月25日(2003号) 1面 (7,433,665byte)
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