大石神社100周年の記念図録
2012年12月08日
鎮座100周年を記念して刊行する図録『赤穂大石神社の名宝』
大石内蔵助以下四十七士を祭神とする同神社は大正元年の創建当初からの所蔵品をはじめ、弘前大石家から寄贈された品や義士子孫の奉納品など多数の史料を保管している。
図録は「御鎮座満百年、討ち入り満三百十年」を記念して同神社が編集。1000点近い所蔵品の中から非公開品も含めて特に史料的価値の高いものを厳選し、一冊にまとめた。
内蔵助の采配や原惣右衛門の脇差など討ち入りに所用したと伝わる武具、義士の自筆書状などをカラー写真で収録。浅野家断絶の際の赤穂城請取文書、廃藩まで赤穂藩を治めた森家の遺品を含め141点を4章に分け、巻末の解説文で詳しく紹介している。
飯尾宮司は「当神社の収蔵品を総合的に網羅した図録の発刊は初めてのこと。義士の心情や赤穂の歴史を感じていただければ幸い」と話している。
A4判76ページで1000部発行。1部1500円で12月13日(木)から同神社で発売する。TEL42・2054。
* * *
▼赤穂大石神社提供・読者プレゼント=特別酒「義芳(ぎのかほり)」。赤穂大石神社が「御鎮座満百年、義士討ち入り満三百十年」を記念し、奥藤酒造で限定150本を特別醸造。飯尾義明宮司がラベルを揮毫し、義士追慕大祭の参列者に配られる非売品(720ミリリットル)を抽選で3名様にプレゼントします。はがきに住所、氏名、年齢、電話番号を明記し、12月14日消印有効でご応募ください。【宛先】〒678・0239、赤穂市加里屋58の18、赤穂民報社。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2012年12月8日(2017号) 1面 (9,167,275byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
国重要無形民俗文化財「坂越の船祭」13日催行 獅子舞4保存会が熱い競演 [ 文化・歴史 ] 2019年10月08日山鹿素行のお話(10)素行先生の教えを全うした赤穂義士 [ 文化・歴史 ] 2019年10月05日繊細な色の重なり 和紙ちぎり絵展 [ 文化・歴史 ] 2019年10月02日「目指すは金賞」全日本吹奏楽コンクール [ 文化・歴史 ] 2019年10月01日獅子舞集う伝統文化祭 10月6日開催 ル・ポン国際音楽祭 会場変更で当日券販売 古布や古着リメイク 女性作家二人展 [ 文化・歴史 ] 2019年09月28日講座「渡来人の活躍と地域社会」 山鹿素行のお話(9)赤穂での著作と教育(その二) [ 文化・歴史 ] 2019年09月27日子どもたちが書道体験 「新しい発見を」樫本大進さん会見で抱負 樫本大進さんのCD一堂に 視聴も可 歴博「義士シアター」映像と設備一新 [ 文化・歴史 ] 2019年09月23日山鹿素行のお話(8)赤穂での著作と教育(その一) [ 文化・歴史 ] 2019年09月21日
コメントを書く