“振り込め詐欺”阻止 みなと銀行赤穂支店に感謝状
2008年07月14日
岡田正則署長から感謝状を贈られた、みなと銀行赤穂支店の都藤博文支店長=中央=と窓口スタッフの三谷早苗さん
同支店は6月25日、“息子”を騙る犯人にだまされて200万円を振り込もうとした市内の女性(74)に窓口係の三谷早苗さん(47)が「詐欺かもしれないですよ」と声がけ。田中幸典次長(46)が警察への相談を勧め、被害を未然に防いだ。
同支店は7月10日にも、定期預金を解約して180万円を詐欺の相手に振り込むところだった77歳の女性を水際で守るファインプレー。
岡田正則署長から感謝状を受けた都藤支店長は「これからもお客様が被害に遭わないように細心の注意を払いたい」と話している。
同署によると、管内での“振り込め詐欺”は6月下旬以降に急増。13日までに30件を超える相談が寄せられたという。
ほとんどの手口が、最初の電話では金の話をせず、被害者に身内の者だと信じ込ませてから「会社の金を使い込んだから立て替えてくれ」などの理由をつけて振り込みを要求してくるパターン。
同署は各関係団体などを通じて注意を換気。13日には警戒文書を新聞折込で配布した。「犯人は手当たり次第に電話をかけているようだ。人ごとと思わず、気をつけて」と呼びかけている。
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掲載紙面(PDF):
2008年7月19日(1804号) 4面 (7,343,690byte)
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