悪質商法から顧客守り感謝状
2013年11月19日
悪質商法被害を未然防止した功績で西野秀夫署長(右)から感謝状を贈られた兵庫西農業協同組合有年支店の竹元康久支店長
同署によると、今年10月8日、客の女性(80)が「身に覚えのないことで代金を振り込むことになった」と話すのを窓口で応対した職員の畳家良子さん(57)が「振り込め詐欺か悪質商法では」と女性へ助言。報告を受けた竹元支店長(48)が業者へ電話して振り込みを断り、被害を防止した。
警察が女性から聞いた話では、同日午前に男の声で電話があり、「お宅が注文したグルコサミン1年分の代金を払ってもらわないと困る」と3万8000円の振り込みを要求する電話があった。女性が「買った覚えはない。消費生活センターへ相談する」と応対すると、「弁護士を出しますよ」「延滞したら5万円になる」などと畳みかけられ、仕方なく送金手続きに出向いたという。
竹元支店長は「普段からお客様への声掛けを徹底しているのが役だった。今後も絶対に被害を出さないという強い決意で臨みたい」と誓いを新たにしていた。
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掲載紙面(PDF):
2013年11月23日(2063号) 3面 (9,308,403byte)
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