お歳暮に「忠臣蔵みかん」
2013年12月07日
粒ぞろいの果実が並ぶ贈答用「忠臣蔵みかん」
黒地に金文字の化粧箱で高級感を演出。見た目が特に美しい果実を厳選しており、オーナーの浮田康男さん(64)は「贈った人にも、贈られた人にも満足してもらえるように真心込めて選果します」と話している。
祖父の代から続く塩屋の果樹園およそ2ヘクタールで約1000本を栽培する浮田さん。瀬戸内を臨む山の中腹で浜風とたっぷりの陽光を浴びたミカンは味の良さが評判で、「赤穂義士のように有名になってほしい」との願いから「忠臣蔵みかん」の商標を4年前に取得した。
新パッケージは縦45センチ、横31センチ、高さ12センチ。金の箔押し印刷で商標と園名が入った箱を開けると、鮮やかなオレンジ色の果実が整然と並んだ状態で姿を現す。Lサイズが2段重ねで計40個。配送中に果実同士が押し合って実を傷めることのないように保護トレイを敷いている。
今の時期は果汁の多い「宮川早生」、寒くなるにつれて粒が大きい中生種の「久能」、甘みが濃い晩生種の「青島」へと品種が移り変わる。園主の妻和子さん(67)と力を合わせて大切に育てたミカンを「うちの娘たち」と呼ぶ浮田さん。「みんな、べっぴんさん揃い。バランスのよい甘味と酸味を味わって」と話している。
「忠臣蔵みかん」贈答用パッケージは1箱3500円(送料別)。TEL45・1616。赤穂市内の「主婦の店」各店でも注文を取り扱う。
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掲載紙面(PDF):
2013年12月7日(2065号) 1面 (12,079,121byte)
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