産廃問題、県が第三者委設置へ
2013年12月27日
設置計画に反対の意見書や署名簿が兵庫県へ提出された西部地区での産廃最終処分場について、県は26日、専門家による第三者委員会で「技術的な検証」を行っていく考えを明らかにした。
同日、赤穂市自治会連合会から反対署名簿を受け取った山本嘉彦・西播磨県民局長が自治会役員との懇談の中で表明した。
第三者委の設置理由について県は、これまでに関係住民から提出された意見書が「技術的事項を懸念したものが多かった」ことを挙げ、「本来は事業者が対応すべきことではあるが、県としても独自に見解をまとめる必要があると考えた」と説明。断層が処分場へ与える影響の有無、浸出水処理方法などについて有識者の意見を求めるものとみられる。
県によれば、産廃施設設置をめぐり、県条例に基づく手続き中に第三者委を設置することは過去に例がないという。委員の顔ぶれによって見解が大きく左右される可能性もあり、「人選など詳細はこれから検討する。できれば今年度中に立ち上げたい」と話している。
掲載紙面(PDF):
2014年1月1日・第2部(2069号) 1面 (8,697,268byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
同日、赤穂市自治会連合会から反対署名簿を受け取った山本嘉彦・西播磨県民局長が自治会役員との懇談の中で表明した。
第三者委の設置理由について県は、これまでに関係住民から提出された意見書が「技術的事項を懸念したものが多かった」ことを挙げ、「本来は事業者が対応すべきことではあるが、県としても独自に見解をまとめる必要があると考えた」と説明。断層が処分場へ与える影響の有無、浸出水処理方法などについて有識者の意見を求めるものとみられる。
県によれば、産廃施設設置をめぐり、県条例に基づく手続き中に第三者委を設置することは過去に例がないという。委員の顔ぶれによって見解が大きく左右される可能性もあり、「人選など詳細はこれから検討する。できれば今年度中に立ち上げたい」と話している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2014年1月1日・第2部(2069号) 1面 (8,697,268byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
《市民病院医療事故多発》「膿出し切る必要」現役医師が提言 [ 社会 ] 2024年12月21日市教委サーバがウイルス感染 一部データに障害 役者魂貫いた元赤穂観光大使 故木下通博さんの冥福祈る [ 社会 ] 2024年12月14日職員不祥事受け給与5%カット 市長「道義的責任」 [ 社会 ] 2024年12月12日次回は13年後 珍しい「土星食」 [ 社会 ] 2024年12月09日南海トラフ地震想定し大規模災害訓練 [ 社会 ] 2024年12月01日民間活力で観覧車再建計画 早ければ2026年秋にも 赤穂海浜公園 [ 社会 ] 2024年11月30日丸山サンビーチ駐車場 また過大徴収 JR播州赤穂駅「みどりの窓口」11月末で廃止 [ 社会 ] 2024年11月23日《兵庫県知事選2024》齋藤氏が再選 投票率大幅アップ [ 社会 ] 2024年11月18日《兵庫県知事選2024》赤穂市の期日前投票 前回の1・5倍 [ 社会 ] 2024年11月17日《市民病院医療事故多発》科長が治療実績の不正付け替え提案 丸山サンビーチ駐車場 一部利用者から過大徴収「精算プログラムの不具合」 [ 社会 ] 2024年11月12日悲嘆からの立ち直り支える「グリーフケア」 [ 社会 ] 2024年11月10日令和6年秋の叙勲 赤穂市から2人受章 [ 社会 ] 2024年11月03日
コメント
0 0
投稿:赤穂市産廃銀座化計画は事実なのでしょうか? 2014年01月31日赤穂から出ている県会議員の動きが見えませんねぇー。「産廃反対」を表明しているらしいけど、本気かなぁー。ほんまはどうなん?
0 0
投稿:正念場 2014年01月01日0 0
投稿:正宗郷 2013年12月31日兵庫県は神戸市基盤である企業の事業税が入るけど岡山県にはメリットがない。
企業は住民を無視しても許認可権を持つ県を無視することはあり得ない。
だから普通ではない場所に産廃を作ろうとしているし、県が仲裁に入ろうとしている。
普通なら「住民を説得できる資料を準備できないなら認可しない」で終わりにもできるのだから。
市議会も反対に回っているのだから赤穂市独自で環境調査を考えた方がいいかも。
0 0
投稿:というか 2013年12月31日第三者委員会の結果を持って指導という名のもと、許可条件をクリアさせることなんてならないことを願う。
第三者委員選定方法は、民主的で公正でガラス張りにできるのか注視しましょう皆さん!!
0 0
投稿:産廃の闇。No! 2013年12月30日コメントを書く