地獄絵に教えられる因果応報
2014年04月27日
高野・誓教寺で2年ぶりに公開された仏教画「三界六道図絵」
江戸時代中期〜後期のものとみられ、保存状態が良く色彩も鮮やかなまま現存。鬼から火あぶりなど様々な責め苦を受ける罪人たちの姿がおどろおどろしく描かれている。霜尾孝紹住職(71)によると、八大地獄が一幅ずつに分けて描かれたのは珍しいという。
法要では、軸装された仏教画を本堂に掲げ、霜尾住職が一幅ずつ解説した。現世で働いた悪事によって罪の重さが8段階に分かれ、地獄での罰は短くても500年は続くという話や、心で思っただけでも罪を犯したのと同じことになる、といった説話を拝観者は興味深そうに聞き入っていた。
地獄を題材にした教育絵本などで興味を持ち、初めて拝観したという新田のパート従業員、南有里子さん(45)は「悪いことをすると自分に返ってくる、というのは子どもの教育にも適しているのかも」と見入っていた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2014年5月3日(2086号) 4面 (8,455,327byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
市吹奏楽団10回目定演へ練習佳境 「忠臣蔵の本質死守した」紀里谷監督インタビュー [ 文化・歴史 ] 2015年11月16日赤穂吟詠会の創立55周年大会 広重が描いた忠臣蔵版画展 [ 文化・歴史 ] 2015年11月14日大山描く室井澄さんへ地元が感謝状 [ 文化・歴史 ] 2015年11月13日来年の干支にちなんだ申の木目込み [ 文化・歴史 ] 2015年11月12日1年後ステージ目指し合唱団発足 [ 文化・歴史 ] 2015年11月12日赤穂八幡宮獅子舞が会場魅了 [ 文化・歴史 ] 2015年11月11日尺八と琴の演奏発表会 「トリノコ」に使う神米収穫 四季の叙情歌 調和体書作展 [ 文化・歴史 ] 2015年11月04日文武両道の鑑、故木山正規さんを偲ぶ 昭和40年以前の風景や町並み 写真公募 日展の書部門で2人入選 [ 文化・歴史 ] 2015年10月30日27年度赤穂市文化・スポーツ賞
コメントを書く