ど根性メロン、4代目は600株
2014年04月28日
アスファルトの継ぎ目から発芽した果実をルーツとする「ど根性メロン」の4世苗が28日、元町の「旬彩蔵赤穂」(旧JA兵庫西赤穂野菜市)で希望者に配られた。
ど根性メロンは平成23年7月、尾崎田中町の市道脇に2個実っているのが見つかり、地元住民が採種した。種子を託された赤穂市自立経営農業振興協会が2世の発芽に成功。「市民の手で子孫を増やそう」と毎春里親ボランティアを募って無償で苗を提供している。今年は3月下旬に種をまき、昨年より200株多い600株を配布用に用意できた。
3世苗を2株育ててソフトボール大の果実を10個ほど収穫できたという北野中の酒谷明良さん(80)は「今年はちょっと間引いて、もっと甘い実に」と工夫するつもり。メロンを初めて栽培するという寿町の会社員、原田佳紀さん(38)は「おいしい実がなるように夫婦二人で協力して頑張って育てます」とポットに入った幼苗を持ち帰った。
掲載紙面(PDF):
2014年5月3日(2086号) 4面 (8,455,327byte)
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ど根性メロンは平成23年7月、尾崎田中町の市道脇に2個実っているのが見つかり、地元住民が採種した。種子を託された赤穂市自立経営農業振興協会が2世の発芽に成功。「市民の手で子孫を増やそう」と毎春里親ボランティアを募って無償で苗を提供している。今年は3月下旬に種をまき、昨年より200株多い600株を配布用に用意できた。
3世苗を2株育ててソフトボール大の果実を10個ほど収穫できたという北野中の酒谷明良さん(80)は「今年はちょっと間引いて、もっと甘い実に」と工夫するつもり。メロンを初めて栽培するという寿町の会社員、原田佳紀さん(38)は「おいしい実がなるように夫婦二人で協力して頑張って育てます」とポットに入った幼苗を持ち帰った。
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