- トップページ>
- 絵本で世界を旅しよう>
- 記事詳細
としょかんねずみ
2014年05月03日
『としょかんねずみ』 ○作/ダニエル・カーク ○訳/わたなべ てつた ○瑞雲舎
門司港駅は国重要文化財の指定をうけ、駅前の公園は結婚式場にもなっています。街中を散策し、レンガ造りの図書館に入りました。2階には大陸進出に関係のある書籍が集められており、図書館の取り組みに深い感銘を受けました。
この絵本とは、その図書館で出会いました。
図書館に住みついているねずみが毎夜本を読んでいるうちに自分でも本を書きたくなり、書き上げた本をこっそり本棚に並べる…というユニークなお話しです。
私にはこの絵本が、図書館とは、訪れる人々の思いにこたえるコーナーをつくること。そこから活力ある図書館づくりをしませんか、と言っているように感じました。「くぼっち文庫」の未来について、もう一度考えてみようと思った一冊です。
* * *
『としょかんねずみ』○作/ダニエル・カーク○訳/わたなべ てつた○瑞雲舎
* * *
▽くぼっち先生=元中学校長の久保良道さん。国内外の絵本を集めた私設図書館「くぼっち文庫」で3000冊を超える蔵書を無料貸し出し。第2・第4土曜日に開館。有年原434。TEL49・2089。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2014年5月3日(2086号) 3面 (8,455,327byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 絵本で世界を旅しよう ]
子どもたちへのメッセージ 2015年05月02日古井戸に落ちたロバ 2015年04月18日本との出会い 2015年04月11日へいわってすてきだね 2015年03月21日サー・オルフェオ 2015年03月07日人形の悲しみ 2015年02月21日希望の木 2015年01月24日かあさんのこもりうた 2014年12月13日採話の絵本 2014年10月11日生きるということ 2014年09月20日木の音をきく 2014年08月30日おばけの絵本 2014年08月23日インドの絵本 2014年08月02日タンザニアのおはなし 2014年07月26日ユーモラスな絵本 2014年07月12日
コメントを書く