ごあいさつ「原点に立つ」
2014年09月06日
赤穂民報 創刊号(昭和43年11月15日)の第一面
初代は昭和43年11月15日、『赤穂民報』を創刊しました。「世の悪に対しては敢然と戦い、また町の片隅に小さく咲いた善意の花は広く世に出す」と掲げた編集方針のとおり、理不尽な不利益を強いられている弱者があれば声なき声を活字にし、世のため人のために一隅を照らす人があれば、その輝きを紙面に紹介してまいりました。
また、開発途上国の子どもたちにワクチンを送るための費用に古切手を役立てる「愛の古切手運動」、危険な交通環境改善と安全運転を呼び掛ける「交通事故を無くしようキャンペーン」といった社会運動も積極的に紙面展開しました。11歳年下の妹を感染症のため3歳で亡くし、4つ年下の弟を交通事故で失った、自身の悲しい経験から使命感を持って取り組んだテーマだったのでしょう。
初代は昨年3月末で編集発行人を退きましたが、「市民と直結し、民衆の声を盛り込み、報道し、市民のためにあるべき新聞」を標榜する創刊当初からの理念は本紙の社是として変わることはありません。今一度、この原点に立ち返り、日々の取材と編集にまい進する決意です。
読者並びにスポンサーの皆様には、故人が生前にいただいたご厚情に心から感謝するとともに、今後も変わらぬご愛読とご支援をお願い申しあげ、ごあいさつとさせていただきます。 赤穂民報社 編集発行人 広島秀紀
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2014年9月6日(2102号) 1面 (13,020,641byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ お知らせ ]
第35代義士娘のエントリー募集 [ お知らせ ] 2019年08月19日2019赤穂市美術展 5部門で作品募集 第124回赤穂ふれあい囲碁の結果 [ お知らせ ] 2019年08月12日坂越の観光ガイド研修 受講者を募集 [ お知らせ ] 2019年08月10日9月開講 市民健康大学の受講者募集 [ お知らせ ] 2019年08月10日全国珠算学校連盟 珠算・暗算検定合格者 [ お知らせ ] 2019年08月07日商議所の創業塾 先着20人を募集 元中学校長の佐方直陽さん死去 [ お知らせ ] 2019年07月27日元市自治連副会長の綿田勝治さん死去 [ お知らせ ] 2019年07月26日元農業委員会長の谷中茂毅さん死去 [ お知らせ ] 2019年07月23日田辺眞人氏の歴史発見講座 先着50人募集 赤穂のまちの絵マップ募集 第123回ふれあい囲碁大会の結果 [ お知らせ ] 2019年07月16日元議長の小路克洋さん死去 [ お知らせ ] 2019年07月02日7月に3回シリーズ 市民福祉講座 [ お知らせ ] 2019年06月28日
コメントを書く