陸上女子中距離界の新星、全国大会へ
2014年10月24日
横浜市の日産スタジアムで今月31日に開幕する中学陸上の国内最高峰大会「第43回ジュニアオリンピック(JO)」に赤穂西1年の小林朝さん(12)が女子Cクラス(1年)800メートルに出場する。ベストタイムのランキングでは同種目のエントリー50選手中3位につけており、上位進出の期待がかかる。
8月の西播新人で1年女子800メートルを2分22秒75の大会新記録で優勝。その4日後に加古川であったJO最終選考会でタイムを5秒以上縮める2分17秒19で1着となり、参加標準記録(2分18秒50)を悠々突破した。このレースでランキング1位と2位の選手を破っており、「JOで優勝したい」という本人の言葉も現実味がある。
小学5年で陸上教室に入門した小林さんは中学生になって一気に素質が開花。7月の西播総体共通女子1500メートルで上級生選手たちをラストスパートで抜き去って優勝し、一躍脚光を浴びた。総体が終わった以降は800メートルに競技種目が限られるJOに照準を合わせ、スピード強化に重点を置いたトレーニングに取り組んでいる。
「練習メニューをこなしていくのが楽しい」と話す小林さん。日々の目標を達成する積み重ねが好結果につながっているようだ。「強い相手とレースで競っているときにワクワクする」と言うように物怖じしないタイプで、顧問の白井明教諭(32)は「全国レベルの刺激を受けて、さらなる飛躍につなげてほしい」と成長を見守っている。
掲載紙面(PDF):
2014年10月25日(2109号) 3面 (11,881,205byte)
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8月の西播新人で1年女子800メートルを2分22秒75の大会新記録で優勝。その4日後に加古川であったJO最終選考会でタイムを5秒以上縮める2分17秒19で1着となり、参加標準記録(2分18秒50)を悠々突破した。このレースでランキング1位と2位の選手を破っており、「JOで優勝したい」という本人の言葉も現実味がある。
小学5年で陸上教室に入門した小林さんは中学生になって一気に素質が開花。7月の西播総体共通女子1500メートルで上級生選手たちをラストスパートで抜き去って優勝し、一躍脚光を浴びた。総体が終わった以降は800メートルに競技種目が限られるJOに照準を合わせ、スピード強化に重点を置いたトレーニングに取り組んでいる。
「練習メニューをこなしていくのが楽しい」と話す小林さん。日々の目標を達成する積み重ねが好結果につながっているようだ。「強い相手とレースで競っているときにワクワクする」と言うように物怖じしないタイプで、顧問の白井明教諭(32)は「全国レベルの刺激を受けて、さらなる飛躍につなげてほしい」と成長を見守っている。
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