「投票してから義士祭へ」重複逆手にPR
2014年11月19日
赤穂義士祭が行われる12月14日に衆院選の投開票日が重なることが確実となった。「せっかくの日曜日開催なのに、祭りの人出が減らないか心配」と懸念する声がある一方、「“忠臣蔵総選挙”で祭りも選挙もPRにつながるのでは」と相乗効果を期待する人も。祭りと選挙の両方で人員を確保しなければならない赤穂市は「大変なことになった」と準備に余念がない。
2年前の衆院選では投票2日前の金曜日に義士祭が行われたが、祭り当日と投票日が重なるのは「すべての選挙を通じて、おそらく初めて」(市選管)という。
この異例の事態に苦慮しているのが赤穂市の義士祭奉賛会と選管だ。祭りの運営に必要な約200人と別に投票事務要員170人を確保しなければならず、「12月14日投票」が取りざたされた今月10日ごろから人員配置の調整に着手。通常は選挙事務を依頼することのない幼稚園教諭、保育士にも動員をかけ、部長級職員も投入することで事態を乗り切るという。
今回の総選挙は赤穂義士の人数と同じ「第47回」。奉賛会事務局を務める市産業観光課の永石一彦課長は「重複を逆手にとり、『投票してから義士祭へ』とPRに努めたい」と意気込んでいる。
掲載紙面(PDF):
2014年11月22日(2112号) 1面 (12,122,450byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
2年前の衆院選では投票2日前の金曜日に義士祭が行われたが、祭り当日と投票日が重なるのは「すべての選挙を通じて、おそらく初めて」(市選管)という。
この異例の事態に苦慮しているのが赤穂市の義士祭奉賛会と選管だ。祭りの運営に必要な約200人と別に投票事務要員170人を確保しなければならず、「12月14日投票」が取りざたされた今月10日ごろから人員配置の調整に着手。通常は選挙事務を依頼することのない幼稚園教諭、保育士にも動員をかけ、部長級職員も投入することで事態を乗り切るという。
今回の総選挙は赤穂義士の人数と同じ「第47回」。奉賛会事務局を務める市産業観光課の永石一彦課長は「重複を逆手にとり、『投票してから義士祭へ』とPRに努めたい」と意気込んでいる。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2014年11月22日(2112号) 1面 (12,122,450byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
北野中浄水場に非常用電源新設 [ 社会 ] 2017年03月16日キャップで「陣たくん」アート [ 社会 ] 2017年03月14日積極的な情報モラル教育で表彰 赤穂市へ車両寄贈4台目 [ 社会 ] 2017年03月13日「倒壊危険」の空き家 市内に64戸 [ 社会 ] 2017年03月11日クレジットで市税 4月から導入 [ 社会 ] 2017年03月10日決壊防ぐ「月の輪工法」を訓練 [ 社会 ] 2017年03月06日「子ども食堂」がプレオープン 長安健太・赤穂小教諭に職業奉仕賞 [ 社会 ] 2017年03月02日《市議選2017》立候補予定者説明会に21陣営 [ 社会 ] 2017年02月24日防火ポスターの優秀作品展 無施錠の自転車盗難が多発 [ 社会 ] 2017年02月20日観光ガイドのグランド王者に鍋谷さん 盗撮不祥事の課長を停職1カ月 《市議選2017》出馬表明21人に 少数激戦 [ 社会 ] 2017年02月11日
コメント
ユニークですね。
歴史の一ページの目撃者になりますかね。
本物の赤穂をとり戻しましょう。
0 0
投稿:よしおちゃん 2014年11月20日もっと民間のイベントボランティアが運営したらどうでしょう。
義士奉賛会はどんな団体かわかりませんが(役所のダミー?)
でえしょんとか、YOSAKOIとか、JCの人たちとか大学生とか、
やりたい人はいると思います。
0 0
投稿:くらちゃん 2014年11月19日コメントを書く