観光ボランティアの沼田義明さんに知事賞
2015年01月31日
「ひょうご観光ボランティアガイド発表会」で最優秀賞の知事賞に輝いた沼田義明さん
発表会はガイドの育成と地域活性化を目的に平成19年度に始まり8回目。22日に神戸市中央区の兵庫県民会館で行われ、県下から9組が出場した。審査員と見学者約150人を前に10分間の持ち時間でそれぞれの地元スポットの観光案内を実演した。
沼田さんは「赤穂の歴史が凝縮しており、ぜひお連れしたい史跡」と位置づける花岳寺を選び、普段行っているのと同じガイドを披露した。由緒や建築様式など基本的な事項を押さえつつ、寺号の由来や「大石名残の松」にまつわる逸話といった一般にはあまり知られていない内容も解説。境内の歌碑を紹介する場面では和歌に節をつけて歌うなど豊かな表現力で聴衆をひき付けた。
先に観光案内ボランティアをしていた妻の友人から誘われ、「定年後の生きがいづくりに」と63歳でガイドを始めた。「いかにネタを多く持っているかが大切」と、赤穂や義士に関する新聞記事が目に留まれば必ず切り抜いて保存する。年間40〜50組を受け持ち、観光客の年代や趣味などに合わせて話の中身を変える引き出しの多さ、ほがらかな語り口が好評で、指名で予約が入ることもある。
「もう一度訪れたいと言ってもらえたときに一番やりがいを感じる」と沼田さん。「12年の経験を認めてもらえたようでうれしい」と受賞を喜び、「これからも研さんを積んでお客さんを喜ばせたい」と意気込んだ。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2015年1月31日(2121号) 1面 (11,079,415byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
ロータリークラブが御崎展望台を清掃 [ ボランティア ] 2009年04月25日売上げの一部で車いすなど寄贈 [ ボランティア ] 2009年04月25日共助ネットワーク立ち上げへ準備 防犯活動の功績に感謝状 シジミ貝で加里屋川再生 ボランティア募集 赤穂市から初の園芸マイスター 車いすのままでお花見ドライブ 唐船山の緑化再生願って植樹 [ ボランティア ] 2009年03月25日旅の途中に清掃奉仕 [ ボランティア ] 2009年03月25日三菱電機赤穂工場がテレビなど寄贈 [ ボランティア ] 2009年03月18日今年も黒鉄山頂上を整備 プルトップ集めて車いす寄贈 千種川河川敷を250人が一斉清掃 義士木像の修復ボランティア開始 青少年育成の功労に感謝状
コメントを書く