関電赤穂、石炭発電に切り替えへ
2015年03月26日
関西電力は26日、昭和62年の運転開始以来、重油・石油を燃料に運転してきた加里屋字東沖手の赤穂発電所(定格出力120万キロワット)を1号機、2号機とも石炭発電へ変更する計画を発表した。燃料調達の安定化とコスト削減を目的に平成32年度中の切り替えを予定している。
同社によれば、発電燃料に石炭を利用できるようにボイラ・燃料設備を改造。出力は従来の規模を維持する。排煙脱硫装置、電気集塵機を最新の性能を持つ機器に更新することで硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)の排出量は「現行よりも低減できる」と説明している。
この計画は同日、電気事業法に基づき経済産業大臣に届け出た「供給計画」の中で明らかにした。石油燃料に比べて調達しやすい石炭は経済性にもすぐれ、競争力強化に向けた中期的施策の一環という。
関係機関との協議、法的手続きなどを進め、来年5月の着工を目指す。本管を接続するときを除き、工事中も重油・原油での運転を継続。「電力の安全・安定供給に全力を尽くしてまいります」としている。
掲載紙面(PDF):
2015年3月28日(2129号) 3面 (14,308,667byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
同社によれば、発電燃料に石炭を利用できるようにボイラ・燃料設備を改造。出力は従来の規模を維持する。排煙脱硫装置、電気集塵機を最新の性能を持つ機器に更新することで硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)の排出量は「現行よりも低減できる」と説明している。
この計画は同日、電気事業法に基づき経済産業大臣に届け出た「供給計画」の中で明らかにした。石油燃料に比べて調達しやすい石炭は経済性にもすぐれ、競争力強化に向けた中期的施策の一環という。
関係機関との協議、法的手続きなどを進め、来年5月の着工を目指す。本管を接続するときを除き、工事中も重油・原油での運転を継続。「電力の安全・安定供給に全力を尽くしてまいります」としている。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2015年3月28日(2129号) 3面 (14,308,667byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「義士と温泉のまち」を中国でPR [ 商業・経済 ] 2011年11月09日商工会議所の無料経営相談会 忠臣蔵の切手シート新発売 [ 商業・経済 ] 2011年10月11日和栗の風味、生菓子新発売 [ 商業・経済 ] 2011年10月05日中小企業向け事業資金相談会 市中心部で24日「100円商店街」 観光マスコット「陣たくん」誕生 [ 商業・経済 ] 2011年09月14日赤穂をツアーに組み込んで [ 商業・経済 ] 2011年09月10日“赤穂”で“赤穂”の観光PR [ 商業・経済 ] 2011年09月07日商工会議所の無料相談会 完熟ブドウ、今季も人気 [ 商業・経済 ] 2011年08月06日商工会議所の無料相談会 お城通りに月一度の「満月バー」 海水浴場の安全とにぎわい祈願 [ 商業・経済 ] 2011年07月02日今季も好評「水まんじゅう」 [ 商業・経済 ] 2011年07月01日
コメント
遅まきながら、燃料転換や小規模発電所にも、アセス実施を義務付ける方向で論議されてるようで、これは、赤穂にとって朗報ですね。平気で約束を破る、自己中関電には腹立たしい限りです。
なにせ、産廃ラッシュの上、発電所まで石炭発電となると、水と空気汚染のダブルパンチです。
何か赤穂が悪い事でもしたのでしょうか・・・。
是非、ここ数年で、衰えてしまった赤穂市力のアップに努めて頂き、計画の中止を実現して貰いたいものです。
0 0
投稿:石炭切り替え計画に朗報! 2015年06月14日コメントを書く